大きなおなかで駅の階段はキツい……すると!?
大きなおなかを抱えて重たい荷物を持ち、どうしようかと立ち尽くしていると、小学5〜6年生くらいの男の子が近づいてきました。すると男の子が「お姉さん……! 荷物持ちますよ!」と声をかけてくれたのです。
突然のことに驚きましたが、彼は迷いなく私のカバンを持ち、「気をつけてくださいね」とゆっくりと歩調を合わせて階段を降りてくれました。階段を降り切ると、「がんばってください」と笑顔で言って去っていきました。名前も知らない少年の親切に、胸がいっぱいになり、思わず涙がこぼれました。
◇ ◇ ◇
あの少年に助けられたことで、私自身も人の親切に敏感になり、街中でベビーカーを押す方や高齢者に自然と手を差し伸べられるようになりました。助けてもらう立場だった私が、今では助ける側になれたことに感動しています。あの日の出来事は、私の心にずっと残っていますし、子どもが生まれたら、あの少年のように思いやりのある子に育ってほしいと願っています。
著者:吉田咲/40代女性・会社員/10歳の息子を育てる母。会社員。趣味はドラマ鑑賞、アンティークショップ巡り。
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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