心くんの心温まる料理
今回ご紹介するのは、NHK『きょうの料理』で俳優の寺田心さんが教えてくれた「なすと豚ひき肉のどんぶり」。なにやら、幼い頃にお母さまが作ってくれた思い出の一品とのことです。
あの幼くて可愛かった子役の寺田心くんが、いつの間にか爽やかな青年となり、手際よく料理をしている姿に思わずうるっときちゃった私。成長期の息子をもつ母として、感慨深いわ〜。
ということで、さっそく私も作ってみました♪
寺田心さん「なすと豚ひき肉のどんぶり」のレシピ
材料(2人分)
・豚ひき肉…150g
・なす…2本(160g)
・ししとうがらし…16本(50g)
・温かいご飯…適量
・卵黄…2個分
・サラダ油…大さじ1
【A】
・しょうゆ…大さじ2
・酒…大さじ1
・みりん…大さじ1
・砂糖…小さじ1
私の購入したなすは1本で160g、ししとうがらしは10本で50gだったので、どちらも本数ではなく重量に合わせて材料を揃えました。
※ご飯は写真に入れ忘れてしまいました。
作り方①なすとししとうがらしを切る
なすはヘタを取り、ひとくち大の乱切りにします。
ししとうがらしはヘタを取り除きます。
加熱した際に破裂することがあるので、私は包丁で1本ずつ切れ目を少し入れておきました。
作り方②【A】を混ぜ合わせる
【A】は全て混ぜ合わせておきます。
作り方③豚ひき肉を炒め、①を加えて炒め合わせる
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、豚ひき肉を色が変わるまで炒めます。
①を加え、炒め合わせます。
ここまで下味などはいっさいなかったですが、どうなるんだろう……。少し不安になりつつも、そのまま進めていきます。
作り方④②を加えて味付けする
②を加えて混ぜ、なすがしんなりするまで炒め煮します。
ここで、一気に味付けをするようです。この際に、野菜全体に肉の脂をしっかりからませるのがポイントとのことです!
炒め煮とのことでしたが、煮汁はほとんどなくなりました。
作り方⑤盛り付ける
どんぶり茶碗にご飯を盛り、④をかけます。
中央にくぼみをつくり、卵黄をのせたら完成です。
体も心も満足ごはん
てっぺんに卵黄が輝くどんぶり。それだけで、サイコーのビジュアルに見えちゃいますよね(笑)。
煮汁をまとった豚ひき肉がからまったなすは茶色に染まり、こってり美味しそう。ししとうがらしの緑色が彩りをプラスし、さらに食欲をかきたてます。
まずは、卵黄を潰さずになすをいただいてみようと思います。
甘辛ジュワ~♡
これよ、これ。いろいろな旨みを、ぜ~んぶ吸収して口の中で全てを放出。これこそがなすの魅力なんですよ〜。
ここに卵黄が加わると、いったいどうなっちゃうの〜?
潰して……
からませて、いただきま〜す♪
まろやかさとコクがアップして激ウマ。心くんは、このお母さまの愛情たっぷりのどんぶりを食べて立派に成長したのね。
なんだか……しみじみしちゃったわ(笑)。
甘辛い煮汁と卵黄をまとった豚ひき肉と、ホカホカのご飯の組み合わせもサイコー。
途中で食べるししとうがらしも、また良し!
そして、どんぶり1杯は一瞬でペロリと完食です。
なすのウマさが引き立つ
豚ひき肉の旨みとししとうがらしの苦みや食感がアクセントとなり、なすがメインといっても過言ではないどんぶりでした。
なすのポテンシャルが最大限に引き出されるので、なす好きにはもってこいです。
ちなみに、小学生の食べ盛りの息子は飲み物かのように一気に平らげていました(笑)。子どもウケは間違いありません。
なすが美味しい季節に作ってみてほしい一品です♪