東京三大かりんとうの『たちばな』とは?
浅草『小桜』、湯島『花月』、銀座『たちばな』のかりんとうを、“東京三大かりんとう”や“かりんとう御三家”といいます。
東京には東京三大〇〇が数多く、調べてみるだけでも楽しいですよ。
私の母が、銀座のたちばなに一時期ハマっていた関係で、"かりんとうと言えばたちばな"のイメージが強いです。
近くに行くと必ず買ってきては、ほぼ1人で食べ切っていました。
公式の通信販売も行っておらず、欲しければ店舗に行って買うしかありません。
銀座8丁目にある昔ながらの風情あるお店。
電車で行くと、有楽町駅や銀座駅よりも新橋駅からのほうが近く、見番(けんばん)通りという通りにあります。
変わった名前の「見番通り」
見番通りって変わった名前ね、と思うかもしれません。
新橋には芸者街があり、芸者さんたちが所属する置屋の連絡事務所的な存在の見番があったことから、見番通りと名付けられています。
今見番通りを歩くと、クラブやスナックと思わしき看板がズラリ。
独特の雰囲気がありますよ。
ハマったら抜け出せない"絶品かりんとう"は並んでも食べたい!
・商品名:かりんとう(ころ、さえだ)
・価格:各1,000円(税込)
店で売られているのは2種類のかりんとう、「ころ」と「さえだ」のみ。
サイズは1種類とシンプル。
包装は、丸カンや角缶入り、紙袋入りがあり、お遣い物にも重宝します。
平日の昼間でも行列がたえない人気ぶり
今回、平日の昼前にお店に訪れたのですが、5人ほど並んでいました。
5分もしないうちに順番が来て、サクッと買うことができました。
あとからあとあらお客がきて、数人の列は途切れないまま。
前の人が10袋以上購入していて人気ぶりを感じましたよ。
さっそく、いただきましょう。
まずは、「ころ」から。
太めタイプで、ガリガリと歯ごたえよく食べられ、香ばしく粉のうまさを感じられます。
そして、コーティングされた砂糖みつのほのかな甘さ。
「さえだ」は、細く長いタイプ。
細い分サクサクカリカリ食べられます。
食べやすく軽い印象です。
黄身がかった砂糖のカリカリのみつをまとい、照り輝く姿を口にいれたら、もうぞっこん。
かりんとうは俗なイメージがあるかもしれませんが、こんなに上品な味に仕上がるとは、何度食べてもおいしい感動を得られます。
袋から出して、しばらくするとコーティングがしっとりしてくるのもまた良し。
後味が良く、口の中に残るうまさの余韻につられて「もうひとつ…」と永遠に食べ続けてしまう罪深きかりんとうです。
暑い時期になると、砂糖のみつコーティングがベタつきやすくなるので注意です。
開封したら湿気らないうちに早く食べてくださいね。
私は、一気に全部食べ切りそうで食欲をセーブするのに一苦労しています(笑)。
大きさを比べてみると、左の「ころ」は長さ4cm✕直径1.5センチくらいで、右の「さえだ」は、長さ5cm✕直径1cmくらいでした。
ほんの1cmの違いで食感に違いがでてきますよ。
「ころ」と「さえだ」、どちらが良いかは好みが分かれるところです。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★★
理由:
甘いもの好きのお土産にピッタリ。
黒糖かりんとうしか食べたことの人は、はじめ食べ慣れない人もいるかも。
真っ黒な黒糖かりんとうとは一線を画する味わいをぜひ試してみてほしい。
永遠のマイベストです。
おもたせで貰えたら嬉しい!?シンプルで上品なお菓子を食べよう
東京三大かりんとうのひとつ、たちばなのかりんとうをご紹介しました。
並んででも買う価値ありの極上のかりんとうを味わえます。
小麦とみつの味をカリッと楽しめる、伝統的なお菓子をぜひお試しあれ。