自分優先の義母に声をあげたのは…!?
お昼に運動会が終わり、応援に来てくれた義両親と一緒にファミレスで食事をしました。食事中の話題はもっぱら運動会のこと。しかし、そのどの話も義母が自分のことにすり替えて話すのです。
たとえば息子のかけっこの話になると、「私も小さいころは走るのが好きだったのよ。あのときはね~……」と言い、お遊戯の話では「私は〇〇と〇〇を踊ったわ。こんな踊りだったのよ! よく覚えているでしょう」と言い、整列している子どもたちがかわいかったという話になると「私は背の順では〇番目あたりだったの。だから私は~」といった具合です。
さらに、息子のかけっこの順位が悪かっただとか背が小さいだとか、息子に対してマイナスな話もしてきて、しかもそのときは必ず「きっとお母さんに似たのね、私に似ていたら足が速かったのに~」と私を下げる発言も加えるのです。私たち夫婦と義父はそんな義母に慣れてしまっているので、モヤモヤしながらもあまり気にせず話を進めていました。ところが、息子は違いました。
息子は人の話をさえぎるばかりの義母に「おばあちゃん、今ほかの人がお話してるでしょ? じゅんばんこだよ! おばあちゃんの小さいときは、じゅんばんこって習わなかった?」と言ったのです! まさか4歳の息子にたしなめられると思っていなかったのか、義母は赤面。「ご、ごめんなさい、気をつけるわね」と言いおとなしくなり、私の気持ちもスッキリしました。今でもたまに話をさえぎられることは時々ありますが、義母も意識してくれているのか、話を最後まで聞いてくれることも増えました。
普段私たち夫婦が「ほかの人が話しているときは、最後まで聞く」と教えていることを、しっかりと理解して実践し、そうでない義母に対して注意までできていた息子を見て、驚くとともに成長を感じてうれしくなりました。やはり、大人が手本となるような行動をとることは大切だと思った出来事です。
著者:水沢ありか/30代・ライター。鉄道が好きな9歳の息子を育てるママ。休日は、親子で電車を眺めに出かけて楽しんでいる。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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