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2歳の息子と安いパン屋へ「子連れで来るんじゃなかった、どうしよう…」レジ待ちで急に後悔した理由は

息子がまだ2歳くらいのとき、近くのスーパーに100円均一のパン屋さんができました。公園の帰り道に寄ってみると、たくさんのお客さんで賑わっています。まだ小さい息子は、かわいいパンや、パンが焼き上がったときのベルの音でとても喜んでいましたが、動き回る小さな子を見ながらパンを選ぶのは大変です……。

安いパン屋さんで後悔した理由は…

某あんぱんのキャタクターのパンと雪だるまのパンを選び、レジの列に並びました。レジは驚くほど回転が早く、不思議に思い覗いてみると、会計が終わるとそのままみんな自分で後ろのテーブルにパンを運び、袋詰めをしていました。その分低価格でパンが買えるというシステムです。並んでから私は後悔しました。息子が他の人のパンを触らず、騒がず、袋詰めできるのか……。

 

しかし、間もなく順番が来てお金を払っていると、店員さんがなんと袋を用意して、さっと入れてくれました。それを見た周りの方は袋を後ろに運んでくれて、「テープはここだよ」と息子にさせてくれたのです。

 

気づかいがうれしいものの、迷惑をかけてしまったと思った私は店員さんに「ご迷惑をおかけしてすみません、ありがとうございます」と伝えました。すると店員さんは、「迷惑だなんて、そんなことないですよ! 小さなお客様が、いつかパン屋さんのお仕事をしたいと思ってくれるとうれしいなと思います! ぜひまたいらしてくださいね!」と笑顔で答えてくれました。息子は自分でシールを貼ることができて感動していて、私もとても温かい気持ちになりました。

 

イヤイヤ期の小さな子どもを連れて買い物に行くことはとても大変ですが、地域の方やお店の方が温かい目で見てくれていると知ることができて、それだけでありがたく、心強い気持ちになりました。息子は今は小学生で、すっかりお兄さんになりました。

 

私も小さな子どもを連れている親御さんがいたら、何か助けてあげられることはないかと考えるきっかけになった出来事です。
 

 

著者:篠山 美唯/30代女性・ファミレス店員

小学生の男の子を育てるワーママ。転勤族で、趣味は子どもが寝たあとにドラマや映画を観ること。

 

作画:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

 

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