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「会議室じゃないの?」仕事の相談なのにLINEで?上司の返答に感じた違和感が、やがて確信に変わった瞬間とは

婚約を控えていたころ、私はこれからの働き方について悩んでいました。長く勤めた会社での今後をどうすべきか、信頼していた上司に相談しようと声をかけたのですが――。返ってきたのは、なぜか「LINEで話そう」という返答。仕事の話なのに、なぜLINE? そのとき感じたモヤモヤは、やがてはっきりとした「確信」に変わっていくのでした。

 

仕事の悩みを上司に相談しようとした結果

長く関わってきて信頼できる方だったので、上司に相談することにしました。

 

「仕事で悩んでいるので相談したいです。来週お時間を頂けますでしょうか」と私が会社のチャットで連絡すると、上司は「LINEで話そうよ」と返してきました。

 

仕事の相談なのに、会社のメールやチャットでもなく、会議室で直接話し合うのでもなく、このとき、なぜLINEなのだろうと少し違和感を覚えました。

 

 

LINEのやり取りを始め、今後についてご相談していたところ、上司が「実は俺、最近離婚してさ……」とこぼしてきました。たまたま話題に出ただけかと思って聞いていましたが、穏やかで誰からも信頼されるタイプの方だったため、家庭もきっと円満だと思い込んでいた私は、とても驚きました。

 

すると上司は「〇〇さん、今度ごはんにでも行かない?」「仕事の話って、LINEじゃ話しにくいでしょ。ゆっくり食事しながらさ……」と急に誘い始めたのです。

 

違和感の正体はこれだったのかと納得しつつも、不快感が勝り、その場でやり取りを打ち切りました。

 

上司はハラスメント対策委員会の委員長も兼任されていたので、まさかこんなことをするとは思いませんでした。翌日、上司よりも立場が上の人に報告しました。口頭ではありますが厳重注意を受けたそうで、後日謝罪のLINEが届きました。

 

 

あのとき感じた違和感は、やっぱり間違っていなかったんだなと思います。最初は「私の考えすぎかな」とも思いましたが、立場のある人が、仕事の相談をきっかけにプライベートな話を混ぜてきて、唐突に食事に誘ったという行為は、厳重注意の対象となるものでした。自分の感覚を信じ、きちんと線を引けて良かったと感じています。

 

信頼していた相手からの思わぬ言動に、強いショックを受けた出来事でした。立場がある人ほど、その言葉や行動がどれだけ影響を持つか、自覚が必要なのだと思いました。
この出来事を通じて、職場での「信頼関係」と「一線の引き方」について、改めて考えるようになりました。

 

著者:山本愛理/30代女性/会社員。趣味は韓国ドラマ鑑賞とジムに通うこと。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

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