こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。寒い時期が旬のお魚といえば、脂がのっておいしい、さんまなどの青背魚。離乳食にも取り入れていきたい青背魚ですが、アレルギーの心配もあるので、赤ちゃんがいつから食べられるのか気になりますね。今日は、そんな青背魚のお話をしますね。
青背魚が食べられる時期
赤ちゃんがさんま・あじ・さばなどの青背魚を食べられるようになるのは、9~11カ月ごろ(離乳食後期)からです。また、いわしなど魚の種類によっては、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)から食べられるようになるものもあります。
青背魚を食べるときに気を付けること
どの食材も同じですが、青背魚においても食べさせ始めるときには少量からスタートさせましょう。食べたあとはしばらく体調などの変化がないかを観察します。特にさばは食物アレルギー20品目のひとつなので、初めて食べるときは慎重に。さんまやいわしなどは小骨に注意してあげましょう。
魚の臭みを取る方法
離乳食には特に新鮮な魚を使い、血合いをしっかりと取り除くことが大切です。なかには魚の臭みが気になる人もいるかと思います。魚の臭みを取る方法をいくつか紹介しますね。
【塩で臭みを取る方法】
1.両手を湿らし、少量の塩を手にふりかけ両手になじませ、余分な塩は手をはたいて取り除く
2.手のひらの塩を魚に両面つける
3.キッチンペーパーで10分ほど包む
【牛乳につける方法(さば)】
1.さばを牛乳に20分ほど漬け込む
【お湯をかける方法】
1.魚にお湯をさっと回しかける
少しの手間をかけることでぐんと食べやすくなります。ぜひ、青背魚を離乳食に取り入れてみてくださいね。