夫が挙げた候補の名前にひっかかる名前が
名前を決める段階で、夫が「この2つの名前がいいと思う」と候補を出してきました。どちらも響きはかわいくて、正直迷いました。
そして、2つの名前のうちの1つに、どうしても引っかかるものを感じたのです。なんとなく聞き覚えがあると思っていたら、それは、夫の元カノの名前でした。
「まさか」と思って問い詰めると、最初はとぼけていた夫も、最終的には白状しました。そして「響きが好きだっただけで深い意味はない」と言い訳するばかりでした。
私は怒りが収まらず、「本当にその名前をつける気だったの?」「娘に元カノの名前なんて、どういう神経してるの?」と大げんかになりました。結局、離婚寸前にまで発展し、一時は名前を考えるどころではない状況になりました。
その後、話し合いの末、候補の名前はどちらも却下することに。結局、最終的な名前は、娘が生まれてから私が決めました。顔を見た瞬間、「この子にはこの名前しかない」と感じ、迷わずその名前を選んだのです。夫もすぐに賛成してくれて、後悔は一切ありません。
娘の名前は、迷いも衝突もあったからこそ見つけられた“本当にふさわしい名前”だと信じています。夫のことは正直、いまでも少し根に持っていますが、それでも、本音で向き合えたことには、きっと意味があったのだと思います。今はただ、娘の未来が、その名前とともに幸せであることを願っています。
著者:市川柚季/30代女性/生後9カ月の娘を育てる日々。ホテルで営業部門に所属。5月より時短で復帰。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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