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パートの面接会場にママ友の姿「同じ企業、全部受けたよ!」全社落ちたママ友に採用が決まったと言うと…

次女が2歳のときに、地域で開催されていた育児教室に参加しました。そこでAさんというママさんやほかのママさんとも仲良くなり、やがて次女が3歳になったころ、6組の親子でお茶会をすることに。

そのころには次女は幼稚園に通うようになっていたので、お茶会で何気なく「次女も幼稚園に通い始めたからパートを始めたいと思っていて、今いくつか面接の予約をしてるんだ」と話題に出しました。するとなぜか、Aさんが食いついてきて……?

 

面接に行くと、ママ友の姿が!?

私が面接を受けるという話に食いついてきたAさんに「どこの面接を受けるの?」と聞かれたので、そのとき決まっていた企業やお店について話しました。「そうなんだ! 頑張ってね」と声をかけてくれて、私は、「よし! 頑張るぞ」という気持ちに。

 

その数日後から面接を受ける日々がスタートしました。事務職を募集していたA社とスーパーのレジ打ちを募集していたB店の面接を受け、ある日、3つ目の企業である事務系のC社へ面接に行くと、目の前になぜかスーツ姿のAさんの姿が……。

 

「あれ、どうしたの?」と私が聞くと、「私も最近パートを探してたから、ここの面接を受けることにしたの! 今ちょうど終わったところだよ」と言うのです。驚きと疑問を抱きつつも、今から面接の私は「あ……そうなんだね。私も頑張ってくるね」と言い、私は会場の中に入ろうとしました。すると「ちなみに、A社とB店の面接も受けたよ。教えてくれて助かった!」と言われてびっくり。私は教えたつもりなんてありませんし、正直私と全く同じ所をマネするように受けていることにモヤッとしましたが、すぐに面接会場へ入ることに。

 

 

後日C社から採用の連絡をいただき、働くことになりました。するとしばらくして、Aさんからメールがあり「私は3社とも不採用だったけど、どうだった?」と聞かれたので、私は「C社に採用してもらって働くことになったよ。またみんなで集まろうね」と当たり障りのない返信をしてやり取りを終えました。

 

数日後、Aさんと共通のママ友とばったり遭遇します。すると、なんとAさんが、「○○さん(私)のせいでC社から不採用の連絡がきた」と言いふらしていたと教えてくれました。

 

さすがに頭にきたので、私はAさんに電話し、「私のせいで採用されなかったと言いふらすのはやめて。もともとは私が先に面接を決めていて、それをAさんがマネしてきたんでしょ?」と伝えました。するとAさんは「あなたが面接を受けてなければ、私が採用されてたわよ!」と言います。私はAさんとは考え方が合わないと思い、すぐに電話を切り、連絡先をブロック。その後一切会わないようにしました。

 

 

その後私は、夫の転勤で別のエリアに引っ越したのでAさんとは会っていませんが、ほかのママ友によると、言いふらしたことが嘘だとバレて、他のママ友たちから距離をとられてしまったようです。

 

聞くところによると、Aさんはもともと人のことを何でも羨ましがって、服やお出かけ先などをマネする傾向にあったのだとか……。​まさか同じ企業の面接を受けて、不採用を私のせいにしてくるとは思わず、本当に驚きました。

 

私も人をうらやましく思ったり、憧れたりすることがありますが、なんでもマネをしすぎるのではなく、参考にする程度にとどめて自分らしく過ごしていこうと思った一件です。

 

 

著者:佐々木まいか/30代・主婦。20歳で結婚・出産をした、小学2年生と4年生の女の子2人を育てるママ。夫は単身赴任中でほぼワンオペの日々だが、休日は子どもと一緒に遠出をしたり推し活をしたりと、女子3人で楽しく過ごしている。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

 

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