わが家は転勤族です。家の事情にかかわらず、辞令が出たら異動しなければいけません。娘と息子がそれぞれ生後3カ月のときに引っ越しを経験しており、下の子が生後3カ月のときには上の子はまだ2歳にもなっておらず、手助けなしではとても荷造りできる状態にはありませんでした。転勤族なので親も近くにおらず、夫も異動に伴い仕事が忙しくなって頼ることは難しかったので、私は外注サービスを利用することにしました。
専門の業者が作業してくれるので安心
引っ越し業者でも荷造りサービスがあると思うのですが、私は「ダスキンの家事代行サービス」を利用して荷造りをお願いしました。
相手はプロなので安心してお任せすることができますし、1日2時間のみの利用だったのですが、手際よくテキパキ作業をすすめてもらえたおかげで、家族の衣類、子ども用品やおもちゃ、食器類などお願いしたかった物はすべて荷造りしてもらうことができました。
気兼ねなくいろいろ頼める
2歳と0歳の子育て中で、しかも引っ越し間際ですから家は散乱状態です。親や知り合いに荷造りの手伝いをお願いして散乱状態の家の中を見せるのは気が引けます。しかし、業者に頼めば相手はお仕事で来てくれるので、必要以上に気をつかったりどう思われるかなどの心配をしたりしなくて済み、私はストレスなく引っ越し準備ができました。
外注サービスを利用するとそれなりにお金はかかりますが、その分の価値はあったと思っています。
頼れるものは頼ったほうがいい
このころはまだ産後3カ月で、2人育児のペースもつかめていないので、身体も気持ちも余裕がありませんでした。1人目が生後3カ月での引っ越しのときには外注サービスを利用するなんて考えもしませんでしたが、子どもが2人になり、しかも2歳差となると1人でスムーズに引っ越し準備をできる自信はありませんでした。
引っ越しにあたっていろいろな手続きをしなければならず、さらに慣れない土地で生活をすることを考えると、私が無理をして体調を崩してしまっては結果的に家族みんなにも迷惑がかかります。頑張れば自分でできるものを、お金を払って頼むのはどうなのかと悩む気持ちもありました。それでも、結果として荷造りの負担やストレスが減ったことで気持ち的にもラクになり、外注サービスも頼れるものは頼ったほうがいいと思いました。
今回1日2時間で1人の方にお願いし、8,000円弱でした。金額は決して安くはありませんが、短時間であらゆるものを荷造りしてもらうことができ、私の負担はとても軽くなり、気持ちもラクになりました。私がストレスを感じることなく引っ越し準備をできたことは、家族のためにもなったので、困ったときには外注サービスを利用するのも1つだと思うようになりました。
著者:立田みのり
一男一女の母。妊娠、出産を機に退職後、現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。