「そんなのあり？」家族で朝食バイキングを満喫していた私が…見知らぬ女性のまさかの行動に、目を疑ったワケとは！

 

久しぶりの家族旅行での、朝食バイキングにまつわる出来事です。朝食バイキングが充実していると聞き、それを目当てにホテルを選びました。バイキングの料理は和洋折衷なので私は洋食、夫は和食、小学生の息子は両方から好きなものを選んでいました。

 

私は最初に洋食のおかずをいただき、その後、パンを選びました。私はパンを焼いて食べるのが好きなので、パンコーナーに設置されていたオーブントースターでパンを焼くことに。トースターは2段になっていたので、私は上の段に好きなパンを並べて焼いている間に、飲み物を取りに行きました。

 

飲み物を取ったあと「そろそろ焼けているかな？」と思い、トースターを覗くとビックリ！ トースターの下の段には、一部が欠けていたり、かじったような跡のある食べかけの食パンが置かれており、私のパンと一緒に焼かれていたのです。しばらくして、その食パンを取りに来たのは若い女性でした。食べかけの食パンと自分のパンが一緒に焼かれていたことに、私はなんとも言えない不快感を覚えました。

 

自分の家族や友人だとしたら、マナーとして注意したと思いますが、知らない方に注意する勇気は出ませんでした。そこで、ホテルのスタッフに相談すると、パンを取り換えてくださることに。さらに、トースターに注意書きを貼っておくと言ってくださったので、スタッフの対応にホッとし、少し気持ちも和らいだように感じました。

 

信じがたい光景に、思わず戸惑ってしまいました。感情的にならずにいられたのは、スタッフの丁寧な対応のおかげかもしれません。公共の場では一人ひとりの振る舞いが大切だと、改めて感じさせられ、子どもにもマナーをきちんと伝えていきたいと思った出来事でした。

 

著者：田村涼子／50代女性／1人息子と夫との3人家族。ハンドメイド作家として活動中。

イラスト：はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年6月）