知らないママからショックなひと言
娘の気晴らしになればと思い参加した親子体操でしたが、娘は最初から最後までほとんど泣いていました。ほかのママからは、「赤ちゃん人見知り? 無理に連れて来られてかわいそう」と言われる始末。娘のためにと思って参加した体操教室でしたが、その言葉にショックを受け、次の体操教室に参加するのが怖くなり、お休みすることに。
後日、心配した体操の先生から電話があり、先生も過去に私と同じ経験をしたことがあると教えてくれました。そして「人の目は気にしないで、自分と娘さんのことを考えていれば大丈夫ですよ」と言ってくれたのです。先生のこの言葉で、私はもう少し親子体操を続けてみようと決心しました。
娘は体操教室に通い続けるうちに徐々に慣れていき、1カ月もすると笑うように。あのとき心ない言葉をかけてきたママからは、改めて謝罪を受け、今では仲良しのママ友になりました。
先生の言葉を信じ、勇気を出して本当によかったなと思います。周りの目を気にし過ぎずに、娘と自分を大事にすることの大切さを学んだ出来事です。
著者:佐々木たまき/30代女性・主婦。4歳の娘を育てるアラフォーママ。おしゃべりでやんちゃな娘の育児に奮闘しながらも、SNSにお料理投稿をするのが趣味。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています