婚活戦士だった20代後半
私は25歳を過ぎたころから、漠然と「30歳くらいで結婚がしたい！」と考えるようになり、婚活を開始。合コン、街コン、マッチングアプリにお見合いパーティーとあらゆる婚活に参加してきました。
大規模な街コンなどで「少し話した」程度の男性を含めると、婚活で出会った男性の数はおそらく1000人を超えているはず……！ ある意味、婚活が趣味のようになり、周りから「婚活戦士」と呼ばれていました。
28歳で出会ったのは…
28歳のとき、マッチングアプリで知り合った1歳年下の男性がいました。それが現在の夫です。知り合ってすぐに付き合い始めたのですが、収入や実家の近さなど、私が当時考えていた条件面だけでなく、フィーリングや価値観もぴったり！「このままこの人と結婚したい！！」と思いました。
彼との結婚に意気込んでいた私は、付き合って半年後、当時ひとり暮らしだった私の家の更新が迫っていたタイミングで「同棲をしよう」と彼に提案してみました。
すると話が順調に進み、同棲前にお互いの両親に挨拶をすることに。まずは私の実家に行って彼を紹介し、両親からも同棲の許可をもらいました。
彼の両親に挨拶に行くときに言われたひと言
次は、彼の実家を訪ね、私が挨拶をする番。訪問を前に緊張する私に「大丈夫だよ！ ゆり（私）とうちのお母さん、似てるから！」と彼がひと言。彼曰く、私の性格や普段の生活の様子が、彼のお母さんと似ているそうなのです。
このひと言で、私は「この人とは結婚しても絶対にうまくいく！」と確信しました。お母さんの話をするときの彼はいつもニコニコと楽しそうにしゃべっていて、2人の仲の良さが伝わってきていたのです。そのお母さんと私が似ているなら、きっと私と彼の相性も良いはず！
実際に対面したお母さんはほんわかとしていて柔らかい印象。私にもとても感じ良く接してくださり、同棲そしてその後の結婚の話もスムーズに進んでいきました。
夫とは結婚して5年以上が経ちますが、2人の子どもにも恵まれ幸せに暮らしているので、私の「この人とは結婚しても絶対にうまくいく！」というあのときの直感は当たっていたなと思っています。ただひとつ、疑問に思っていることが。実は私からすると、私と彼のお母さんのどこが似ているのか、正直今でもよくわからないのです。でも、夫に聞くといまだに「似てるよ！」と言います。彼のお母さんはとても感じのいい人なので、「ま、いいか」と思っています。
著者：林 ゆり／女性・主婦
イラスト：すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように！
