ついに迎えた連休。夫は家族に海外出張と偽り、ハネムーンで妻と行くはずだった場所に不倫相手と出発します。
「家族のため」とは、一体誰のため?
そして、連休が終わり……
自身の体調不良で病院を受診したいから、子どもを見ててほしいとお願いするみきさんに対し、偽りの出張から帰宅した夫は、「疲れている」と拒否。
「家族のために働いてきた」と言われると、何も言えなくなるみきさんなのでした。
「家族のため」と言いながら、妻の小さなお願いさえ受け入れようとしない夫の態度には、どうしても疑問を感じます。体調不良は、誰かが代わってあげられるものではありませんし、最も優先しなければならないもの。
目の前の家族の声に耳を傾けず、都合のいい言い訳ばかりを並べるその姿からは、家族としての責任も思いやりも感じられません。
“本当の家族のため”とは何か。
それは、目の前にいる大切な人を、自分と同じくらい大事にする覚悟なのかもしれません。
ぽん子さんの連載は、インスタグラムでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。