最悪で最高のおうちデート
同棲する前、週末は彼に会える大切な日でした。そんな土日にスノーボードをしてから温泉に入り、ラーメンを食べて帰るという最高のデートプランを計画したのですが、デート当日の朝、なんと生理になっていました。
「生理きた……」と落胆する私に、彼は「大丈夫? 今日は外出はやめよう」と心配顔に。「ごめんね」と伝えると、「気にすんな! おうちデートもいいよね!」と言ってくれました。彼は手で私のおなかを温めてくれて、最悪な気持ちを一瞬にして変えてくれました。
心身ともにポカポカになった日
同棲し始めてから、仕事の帰りが遅い彼を待つことが多かった私。生理2日目のある日、つらすぎて布団にうずくまっていたら、0時に彼が帰宅しました。疲れているのに「ごめん遅くなって! 大丈夫?」と私に声をかけ、「それ腰に当てて温めな!」とペットボトルに白湯を入れて湯たんぽを作ってくれました。
腰に当てるとあたたかく、生理痛が和らいだ気がしました。湯たんぽも彼の気持ちもとってもあたたかくて感動! 彼と一緒に過ごすことができて幸せだなと思った夜でした。
情緒不安定なときは受け止めてくれた
同棲してからの環境の変化で、いつもより情緒不安定になった生理の日がありました。寝室で泣いていると、彼がやってきて泣いていることに気付き、「何かあったの? 大丈夫?」とやさしく声をかけてくれました。
「生理で、情緒不安定で嫌だ」と子どものようなことを言う私に、彼は「そうか、生理中って大変なんだね」と気持ちを受け止めて抱きしめてくれました。不安定な私を、何も言わずにただ受け止めてくれただけで、とても救われました。
生理について理解があり、やさしく接してくれる彼は、生理の重い私にとって救世主のような存在でした。1人でも、悩みや痛み、苦しみに気付いて動いてくれる人が近くにいてくれると心強いです。生理のときは我慢せずに誰かに頼りながら、休みながら、無理せず過ごしていきたいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
文:小柴ゆり/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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