赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、寝かしつけがラクになったと感じたママの体験談です。
抱っこしていれば寝ているのに、布団に下ろした途端に起きて泣き出す……という赤ちゃん。またそれに困り果てているママも多いのでは? わたしは3人の子育てを経験していますが、寝かしつけに役立ったのは「腕枕」でした。
布団に下ろすと起きる……赤ちゃんあるある
抱っこしていればすやすや寝ているのに、布団やベッドに下ろした途端に起きて泣き出す。もはやこれは赤ちゃんあるある! わが子にもよくあることでした。 寝かしつけに何度もトライしている間に30分、1時間……と過ぎていき、次の授乳時間が来て、結局何もできないまま、なんてこともよくありました。
編み出したのは“腕枕”作戦!
赤ちゃんは、布団に下ろされるとなぜ泣くか? を赤ちゃんの気持ちになってよく考えてみました。 体勢、体感温度、におい、揺れ、音……。抱っこから布団に移動させると、すべてが急に変わってしまいます。まだよく目も見えない赤ちゃん。眠りにつくとすべての環境が変わってしまったら、確かに不安にもなるよな、と。
さらに、赤ちゃんはおなかの中で丸まったような格好で過ごしていたので、その状態が落ち着くのだという話も育児書などで読みました。そこで、抱っこの状態からそ~っと一緒に布団に横になりました。片腕は赤ちゃんの頭の下のまま、もう片腕は赤ちゃんのお尻から背中をしっかり抱いたままの状態です。赤ちゃんの体勢は少し丸まったような状態のままで、自分側に向かせて横になります。
ちょっとずつ体を離していく
自分側に向かせてしっかりホールドした状態で腕枕することで、体勢や体感温度もあまり変わらず、ママのにおいや声も感じているようでした。また、腕枕をしていると心音や心拍を感じることもできるため、それも安心させる要素の1つだと思います。
その状態に慣れたら、少しずつ腕を離し、腕枕の腕もゆっくり外し、布団から出れば見事フィニッシュです! しかし、一緒に寝落ちしてしまうこともしばしばありました。それはそれでアリ! ただし、腕枕は赤ちゃんの首がすわってからにしたほうが良いようです。
楽になる寝かしつけ方法ではないかもしれませんが、わが家ではこの方法が一番しっかり寝てくれました。パパでも成功していたので、コツさえつかめば誰でもできる寝かしつけ方法だと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。