その日の夜、帰宅した以久奈さんは夫の部屋から話し声が聞こえることに気づきソッと近づきます。すると「いやー楽勝っすわ」「全然バレてねぇ」と話す夫。その発言に疑問を感じた以久奈さんは、そのまま聞き耳を立てます。
以久奈さんが聞いているなんて思いもしない夫は「ウチの嫁は鈍感で助かったわ」と楽しそうに話します。この言葉に衝撃を受け顔面蒼白になる以久奈さん。さらに夫は「家計を使って夜の店に行くなんて、我ながら天才の発想だわ」と決定的な言葉を吐き楽しそうに爆笑するのでした。
夫の衝撃発言に私は……!?
爆笑を止め「笑い声聞こえすぎても怪しいわ……」と我に返る夫。そして、「素人相手じゃそんな怒られねえだろ」とひと言。さらに「気持ちいいぞ〜。自分の小遣い使わずに夜の店行くの」とニタニタと鼻の下を伸ばし、夜のお店に家計を注ぎ込んでいることを暴露するのでした。
夫の信じられない発言に、拳を握りしめ「ふざけんな!」と震える以久奈さん。我慢の限界に達した以久奈さんは、夫の部屋に乗り込むことを決意! 勢いよく夫の部屋のドアを開けるのでした。
◇ ◇ ◇
「素人相手じゃそんな怒られねえだろ」「自分の小遣い使わずに夜の店行くの」
家族を裏切るような夫の発言に、怒りを爆発させる以久奈さん。悪びれもせず笑う夫を前に、どれだけ悔しく、情けなかったことでしょう。信じたい気持ちを踏みにじられ、それでも立ち向かおうとする以久奈さんの姿に、胸が締めつけられます。どうかその想いが届き、夫が心から改心してくれることを願ってやみません。
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