「グローバルネーム」不動のTOP3は?
えま
「えま」は2022年から3年連続で女の子のよみランキング首位を獲得している、圧倒的人気ナンバーワンの「グローバルネーム」です。「えま」というよみは、英語圏で広く使われている「Emma」とほぼ同じ発音で、世界で親しまれている名前です。主に「愛茉」「咲茉」「依茉」などの漢字で名付けられていました。
著名人では、映画『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニー・グレンジャー役を演じた女優のエマ・ワトソンさんが代表的な存在です。
さな
2位の「さな」は、2022年に女の子のよみランキングでベスト10入りを果たし、2023年には3位に、2024年には2位にランクイン! 着実に人気を伸ばしている注目の名前です。
「紗奈」「紗菜」「紗凪」「咲那」などの漢字で名付けられることが多く、優しく上品な印象を与えます。韓国のアイドルグループ『TWICE』の日本人メンバー「SANA」さんの世界的な活躍も、この名前の人気を後押ししているかもしれません。
めい
3位の「めい」は、2020年以降女の子の名前ランキング5位以内をキープする安定的な人気を誇る名前です。日本人にとってなじみ深い響きでありながら、海外でも「May」「Mae」などの綴りで親しまれています。
「芽依」「芽生」「芽郁」など、成長や希望を表す漢字が使われることが多いのが特徴的です。ジブリ映画『となりのトトロ』の登場人物である元気な女の子・メイちゃんの印象も強いのではないでしょうか。
グローバルネームランキングTOP20
11位〜20位は以下の結果となりました。
11位:りあ、12位:るか、13位:れい、14位:みあ、15位:るな、
16位:あんな、17位:らな、18位:あん、19位:れな、20位:るい
近年、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンドとなっており、女の子の「グローバルネーム」ランキングにも大きな影響を与えています。
特に注目すべきは、8位の「せな」、10位の「のあ」、12位の「るか」、13位の「れい」、20位の「るい」です。これらの名前は海外では主に男性名として使われていますが、日本では男女問わず名付けられていました。
覚えやすく、外国の言語でも自然に発音できる名前は、お子さんが将来グローバルに活躍する際の大きなサポートとなる可能性があります。これからの時代、「グローバル」という観点も、名付けのひとつのポイントになるのではないでしょうか。
photo:@nyamichinさん(ベビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年1月から6月各月1日~25日
回答件数:43,948件(男の子:22,438件/女の子:21,510件)