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通りすがりのバスの運転手と…私が目配せ!?一瞬の出来事に言いがかり。彼の束縛に限界を迎えて

アルバイト先で出会った彼は、いつも明るくて場を盛り上げるムードメーカー的存在でした。彼からのアプローチに心惹かれて付き合うことになったのですが、交際が進むにつれて、彼の束縛が気になるように。最終的には、とんでもない言いがかりをつけられたのです。

束縛が日に日に強くなっていく

晴れて付き合うことになった私たちでしたが、交際して2カ月経ったころから彼の態度に変化が表れ始めました。最初は「バイト先の男性スタッフとは話さないで」という控えめなお願い。最初こそ、彼のやきもちを「かわいいな」と思っていましたが、次第に「男友だちとの連絡は禁止」「男性の連絡先はすべて削除して」「遊びに行くときは必ず写真を送ってほしい」などと言われるようになったのです。

 

仕事上、男性スタッフと一切話さないというのは難しくて……。そのことを伝えたところ、彼もその場では「それならば仕方ない」と納得してくれた様子でした。

 

バイト先の雰囲気が悪化して…

私たちの交際は職場でも知られており、男性スタッフも気をつかってくれていました。しかし、少しでも私と男性が話している場面を彼に見られると、彼は決まってひどく不機嫌に。「仕事だから話すのは仕方ないよ。以前も話したよね」と何度伝えても、彼の態度は一向に改まりませんでした。

 

次第に職場の雰囲気も悪化。私は仕事を続けるのが難しいと感じるようになり……。結局、大好きだったバイトは泣く泣く辞めることになりました。

 

束縛も彼なりの愛情表現だと自分に言い聞かせ、なんとか耐えていましたが、ある日のデートでついに別れを決定的にする出来事が起きたのです。

 

勘違いが別れを決意させた

交差点で2人並んで信号待ちをしていたときのことです。突然、彼が不機嫌な声で「ねぇ、知り合い?」と尋ねてきました。私は何のことかまったくわからず、どうしてそんなことを言うのか理由を聞きましたが、彼は答えてくれません。

 

なんとか聞き出したところ、信号待ちの間に前を通ったバスの運転手が私に「目配せ」をしてきて、私もそれに応えていたと言うのです。

 

正直、バスが通ったことすら気づいていなかった私にとっては、まったく身に覚えのない話。でも、何度説明しても彼はわかってくれず、不機嫌に。結果、彼の機嫌は戻ることなく、デートは重苦しい空気のまま終わることになってしまいました。

 

最初は、信じてもらえないことがただただ悲しいと思っていた私。しかし、よくよく考えると彼の勘違いなのに一方的に「私が悪い」と決めつけられるのはおかしいと、次第に怒りに変わっていきました。

 

そしてこれまでの束縛のこともあり、彼とこれ以上の関係継続は無理だと判断し、そのままメールで別れを告げることに。そのあと、彼の連絡先をブロックしました。

 

相手を束縛することは愛情ではないこと、束縛はお互いを苦しめるだけだと学んだ恋愛の経験でした。健全な関係には、何より信頼が大切なのだと、結婚生活を送る今、実感しています。

 

 

 

著者:佐藤さくら/30代女性・男の子2人を育てるママ。恋に悩み、喜び、涙した数々の経験をしてきたからこそ書けるリアルな恋愛エピソードを執筆している。
イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートなどで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

 

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