絵本の読み聞かせはしたほうがいいと聞きますが、低月齢のうちに読んでも効果があるのか不安になりますよね。わが家では、息子が生後3カ月のときから絵本を読み続けてきた結果、1歳を過ぎたころには絵本が大好きになりました。そんなわが家の絵本の読み聞かせとわが子の様子についてお伝えします。
あまり反応が見られなかった生後3~4カ月ごろ
わが家では生後3カ月ごろから絵本の読み聞かせを始めましたが、最初はあまり反応が見られませんでした。でも何回も読むうちに、わが子が笑顔になることが増え、少しずつお気に入りの絵本もできてきました。
低月齢のうちは、擬音語が多い絵本や色使いがはっきりした絵本に興味を持ちやすいように感じました。また、いろいろな種類の絵本を読むよりも、同じ絵本を何度も繰り返して読むほうが、わが子が絵本に馴染みやすいように感じました。
破っても我慢! 触って楽しんだ生後8カ月ごろ
子どもは、半年を過ぎたころから絵本を含め、いろいろなものに興味を持ち触るようになります。ただ絵本の場合、めくり方がまだじょうずではないので、絵本をすぐに破いてしまいます。絵本をちぎって食べてしまっては大変なので、破りかけを見つけた先からテープで補強。おかげでわが家の絵本はつぎはぎだらけになってしまいました。
最初はボール紙の分厚くて破りにくい絵本を渡せばよかったと少々反省しましたが、これも興味を持ち始めた証だと思ってじっと我慢しました。
絵本好きになってきた1歳ごろ
1歳ごろになると、私が絵を指差しながら絵本を読んでいた姿をマネして、わが子も指を差すようになったり、こちらが読むのを断片的に繰り返したりするようになりました。また、絵本を読むそぶりを見せると、駆けつけるようにもなり、微笑ましく思いました。
ただ、読んでいる途中でテレビに目移りしたり、ページを飛ばしてめくったりと自由気まま。そんなときは子どものペースに合わせ、読むのを中断したり、子どものページめくりに合わせて飛ばし読みをしたりしていました。
1歳2カ月の今では、ひとりでおしゃべりしながら絵本をめくって楽しみ、絵本を持ってきて読むのを催促するほどになりました。継続は力なり! 絵本の読み聞かせを続けてきてよかったと感じています。
著者:石川ゆり
一児の母。 食品メーカーにて、営業・広告・マーケティング・商品企画などを経て、妊娠・出産を機に退職し、現在は専業主婦。 家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。