「お義母さんと一緒に秋田に残るよ」
秋田に残りたいけど言い出せなかった義母の気持ちに加え、これまでの恩返しのために一緒に残ると決めたキリコ。しかし夫の一男は「何を言っているんだ」と猛反対。
キリコは良かれと思って一男に東京暮らしを提案しましたが、一男は「一緒にいないと楽しくない、一人で東京に行っても意味がない」と泣きながら話します。義母に促され、素直に受け入れるキリコ。良太くんも「あと1年は俺もいるから」と伝え…。
「もう忘れないでよ〜」うっかりしたキリコをみんなで笑いあい
良太くんが上京し、高齢者3人暮らしになったキリコさんたち。年金とバイトの収入で生活し、畑仕事を始めたり毎日お墓参りをしたり充実した日々を過ごしています。キリコさんは一緒に過ごした記憶のない実母のお墓に手を合わせ、周りにいる人たちに感謝していくことを伝えるのでした。
今の自分があるのは家族や周りの人のおかげだと思えるようになったキリコさん。それまでひねくれたり恨んだり、周りに感謝することは一切なかったことを考えると、随分と考え方が変わりました。人は誰でもつらいとき、苦しいときがありますが、“おかげさま”の精神を忘れず、周りに感謝して過ごしていきたいものです。