「その本…」地元の図書館で隣に座った男性。思わず声をかけたら2年後、予想外の関係に

 

 

私と夫の出会いは、地元の図書館でした。

 

20代前半のころ、ちらっと立ち寄った図書館で小説を読んでいると、知らない男性が隣に座りました。見ると、彼は私が以前から気になっていた本を読んでおり、好奇心から思わず「それ、おもしろいですか？」と話しかけました。

 

読書好きという共通点から自然と会話が弾み、連絡先を交換。何度かデートを重ね、私たちは付き合うことになったのです。

 

付き合って1年後には同棲をスタート。彼はとてもやさしい人で、私が仕事で失敗し落ち込んでいる日には、何も言わずに好きなお茶を淹れてくれたり、帰宅が遅くなるとわかるとさっと夕飯を用意してくれたり……。

 

そして、「この人となら安心して一緒に生きていける」と感じ、交際2年で私たちは結婚。まさか地元の図書館で人生のパートナーと出会うとは思ってもいませんでした。

 

 

基本的にはやさしい夫ですが、一緒に暮らしていると意見が衝突することもしばしば。イラついて思わず離婚が頭にちらつくときもありますが、「図書館での運命の出会い」を思い出し、仲直りするようにしています。

 

著者：中里涼子／30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり、女性の悩みなどなどの多くのジャンルの記事を執筆。
作画：ちえ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年5月）