子どもたちが小学校高学年になっても、両家の関係は継続。海斗くんは夏美さんにもう親子同士で遊びたくないと宣言しますが、夏美さんは「どうして!?」と泣き叫び、状況は変わらぬままです。
さらに、海斗くんは雪ちゃんの友人・彩ちゃんからバレンタインにチョコをもらいますが、夏美さんは激怒し、チョコをもらうのも返すのも雪ちゃんしか許しません。
冬子さんと夏美さん、それぞれが子どもたちに交友関係を制限する異常な関係に陥っていました。
そんなある日、冬子さんの余計なひと言で、海斗くんとの関係を彩ちゃんに知られた雪ちゃん。海斗くんが好きな彩ちゃんは泣き出してしまい、修羅場に。
「なんで余計なことを言うの!?」と冬子さんと喧嘩になった雪ちゃんは、部屋に閉じこもってしまいます。そんな状況を見て、冬子さんの夫は「夏美さんとつるみ過ぎなんじゃないか?」「たまにはひとりで買い物に行けば? 」と提案します。
久しぶりのひとりショッピングで…
冬子さんがショッピングモールでぶらぶらしていると、中学の同級生の秋奈さんと小春さんに出会います。
冬子さんは、夏美さんと今でも親子で付き合いがあることや、それがきっかけで雪ちゃんと喧嘩したことを話しました。冬子さんは友人たちがドン引きしていることに気付かず、あっけらかんと話を続けます。
秋奈さんと小春さんは「小学校の高学年だと、もう男女で一緒に遊ぶ年齢じゃない。さすがにかわいそう」「それがきっかけで友だち関係がこじれることもある」と諭しますが、冬子さんは「それって本当の友情?」 と聞き返すのでした。
▼昔の友人から諭されても、いまいちしっくりきていない冬子さん。本当の友情とは、四六時中一緒にいることではなく、離れていても相手を思い合える関係ではないでしょうか。冬子さんには、耳が痛いことをあえて言ってくれる友人こそ、本当に大切にすべき存在ということに気付いてほしいものです。
このお話でベビーカレンダーでのご紹介は最終話となります。続きは以下、音坂ミミコさんのInstagramからご覧いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。