夫の予想外の気づかい
息子を出産して間もないころのお話です。私は母乳がよく出ていたので、産後約3週間経つころには完全母乳で育児することに。
夜に母乳をあげるとき、育児用ミルクをあげているわけではないので夫の出番はなく、私的には別に寝ていてもらってかまわないと思っていました。しいて言うなら、私に水などの飲み物を持ってきてくれればうれしいな、という程度。
しかし夫はやさしいので、自分なりにできることを探したつもりだったと思うのですが、一緒に起きて、母乳をあげている私の肩にそっと手を乗せ抱きしめてくれました。気持ちはうれしかったものの、ただただ暑く感じてしまい、うっとうしかったので、夫には申し訳ないとは思いましたが、振り払ってしまいました。
子育てにおいて、夫には何をしてほしいのか、具体的に言わないと伝わらないことが多いなと実感。それでも自分なりに考えてしてくれたことに対して、イライラするのはよくないなと反省しました。
感情的に手を振り払ってしまいましたが、「ありがとう、寝てていいよ」と声かけをすればよかったと思いました。今後はきちんと要望を伝えて、協力して子育てしていきたいと思います。
著者:永田かな/30代・パート。1歳の息子を育てる母。おやつに甘いものを食べるのが唯一の息抜き。
イラスト:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています