こんにちは、助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。インフルエンザのワクチン。「接種した年にかぎってかかり、接種しなかった年にかぎってかからなかった。高い費用出して接種したのに!」という話はよく聞きます。今日は、冬の免疫力アップについてお話しします。
インフルエンザワクチンは必要?
1歳未満の赤ちゃんは、ワクチン接種をしても十分な免疫がつかないので、やるだけムダだとおっしゃる小児科医もいれば、予防効果は低くても小さな赤ちゃんだからこそワクチン接種で重症化を防ぐべきだという先生もいて、インフルエンザワクチンは賛否両論ですよね。
でもやっぱり、免疫力の落ちている妊婦さんや1歳以上の子どもたち、高齢者は少なくとも重症化する事態は防げるうえに、入院になるリスクは減ります。
免疫力をどうアップさせる?
さまざまな感染症は、免疫力が落ちているときに発症します。私は、冬場に子どもが鼻水を垂らしていたり咳をしていたり、すっきりしない体調が続いていても、熱もなく食欲もいつもどおりなら、家でゆっくり休ませるより外に連れ出し、体の中にあるビタミンDを増強して免疫力を上げてくれる効果がある太陽の光を浴びて、思いっきり自然の中で遊ばせます。
干ししいたけ、切り干し大根、ひじきなど、乾物が免疫力アップに効果的だとされるのも同じような理由ですね。
規則正しい生活をして思い切って遊ぼう
家にこもりがち、夜遅くまで起きて、偏食して、不平不足ばかり言う。そんなネガティブな生活をしながら、「予防接種を受けたからもう安心」なんて油断していたら、痛い目に合うかもしれません。
どんなワクチンより、もっとも効果の高いインフルエンザ予防は「規則正しい生活を送って免疫力を上げること」。しっかり遊んで、いっぱい寝て、がっつり食べて、思いきり笑う! この4つの柱を意識して実践したうえでワクチン接種をすれば、その効果は倍増となって発揮されるのではないかと思います。
ちなみに私は、ウイルスより自分のほうが強いと思っているので(笑)。インフルエンザは私のことが恐ろしくて近寄ってこないのだと信じています。「病は気から」ですね!