「いなり寿し 向島 松むら」ってどんな店?
「いなり寿し 向島 松むら」は、墨田区東向島にある有名ないなり寿司とのり巻き専門の店です。Google評価も4.1と人気が伺えます。
“松むら”とすぐ目に入る看板の店構えに引き戸を開けて入ると、注文カウンターがあるシンプルな店内。
しかし、目に入ってチラチラ気になって見てしまうものがあります。
それは、左奥に見える大きな釜。
釜が並んでいてそこで米が炊かれているのだとか。
普段見ない大きさの釜にワクワクしつつ、いなりものり巻きも楽しみたいと、折り詰めを頼みました。
いなり寿司とのり巻きがセットの折り詰めのすすめ
- 商品名:折り詰め(いなり3個/のり巻き4切)
- 価格:簡易包装660円(税込)、折り箱込み710円(税込)
いなり寿司3個が、のり巻き1本(4切)が1番コンパクトなサイズで、お好みによって個数が増えたセットがあります。
写真はパックの簡易包装のものです。
少しお値段高くなりますが、折り箱入りにもでき手みやげにぴったり。
また、いなり寿司はやのり巻きは、単品でも購入でき、いなり寿司は1個140円、のり巻きは1本240円です。
皮は油抜きをしたあとに、80年間継ぎ足しされたタレで1時間煮込んだ濃い目の味付け。
自分で作ろうとするとなかなか難しく、私は毎回お揚げの味付けや濃さが変わってしまい、うまくいかないことが多いです。
いなり寿司は自分で酢飯作って皮煮るのめんどうなので、近くにいなりの名店があったらありがたい。
いなりは約7cm✕4〜52cmくらいのサイズで、ケシの実がふってありました。
具材はお彼岸で変更し、3〜9月の春夏はケシの実、9月〜3月の秋冬はにんじんやレンコン、昆布が入った五目になるそう。
噛むと、皮からジュワっとうまみが染み出てきて、ケシの実の粒々がアクセント。
味付けがどちらかと言うと薄味系の北陸出身の母は、いなりを食べた瞬間「これぞ東京の味」と言って感動していました。
さっぱりした酢飯に合う甘くて濃い味という言葉だけでは語り尽くせません。
一口食べたらうっとりしちゃうような、深みのある味わいです。
のり巻きは、基本かんぴょう巻きが入っています。
甘からく煮込まれた柔らかいかんぴょうがたまりません。
かんぴょうは1kg8000円もする栃木県産の高級品を使っているのだとか。
海苔巻きは、1本を4〜4.5cmずつくらい4切れににカットしてあります。
のり巻きは、かんぴょう、かっぱ、おしんこ、うめ、納豆があり、折り詰めにもかんぴょう以外を選ぶことができます。
写真はらおしんこ選択バージョン。
かりかりのおしんこの歯応えとすっきりした味でいなりがすすみますよ。
また、折り詰めに付いているガリも忘れないで。
程よい酸味でさっぱりしてカリカリ。
あまじょっぱいものたちを食べる口休めになります。ガリも隠れた主役です。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★★
理由:
家では絶対に作り出せないと思える味。
東向島でしか買えない!?ここだけのご当地グルメを楽しみたい
「いなり寿し 向島 松むら」をご紹介しました。
東武伊勢崎線・亀戸線曳舟駅から徒歩約6分、京成曳舟駅からは徒歩約10分の場所にあります。
東京の向島は観光地の浅草に近く、四季折々の花を楽しめる向島百花園や、芸者遊びができる花街があることでも有名な場所。
次の休日は、スカイツリーのお膝元の下町をのんびり散策して、いなり寿司をお土産にするのはいかが?
※商品価格は購入時のレシートを参考にしてます。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。