※コロナ禍前の体験談です
体で音楽を感じ、楽しむことが第一
子どもが生まれるまであまり馴染みがなかった「リトミック」という言葉。難しい内容なのかな?と思ったのですが、リトミックはメロディーやリズムを体で感じて楽しむことが一番大事とのこと。先生曰くリトミックは生後すぐから楽しめるそうです。
わが子が初めてリトミックを体験したときは2歳9カ月でした。キーボードで演奏する音楽に合わせて親子で手を叩いたり、体を揺らしたり、しゃがんだり立ったり…⋯。その場にいる子どもは生後8カ月から3歳半までさまざまでしたが、それぞれの楽しみ方で過ごすことができました。
楽器をさわるのに早すぎることはない
リトミック体験の途中で、先生からタンブリン、鈴、カスタネットが子どもたちに配られました。初めてさわる楽器がある子もいて、みんな興味津々! 先生が言うには、本物の楽器にふれるタイミングが早すぎるということはないそう。ただしそれは技術の練習という意味ではなく、音やリズムを楽しむためだとか。
子どもたちが楽しそうに楽器を鳴らし、先生の合図や伴奏とともに合奏する様子はとてもうれしそうでした。楽しそうなメロディー、急いでいるメロディー、低くてちょっと怖いメロディーなど、先生が演奏する音楽はさまざまで、私も一緒に楽しむことができました。
身近な手作り楽器も楽しい
一通りのプログラムを楽しんだあと、先生から手作り楽器の良さについてもお話がありました。「ペットボトルや卵パック、乳酸菌飲料の容器を上下に2つ繋げたものなどの中に、ビーズやボタンを入れてマラカスが完成。手作り楽器は簡単に作れます。
親子で工作も楽しめて、少しくらい手荒く扱っても『また作ればいいや』と思えるので、惜しくないから楽しいですよ」とのことでした。難しく考えず、歌やメロディを親子で一緒に楽しむことの大切さを教えてもらいました。
子どもが家にあるアンパンマンの小さいキーボードのおもちゃでよく遊んでいましたが、リトミック体験後は「子ども用のおもちゃにこだわらず、普通のキーボードでもいいんだ」と、私がもともと使っていたキーボードで遊ばせるようになりました。鍵盤を弾くだけでなく、いろいろな楽器の音に切り替えたり、もともと内蔵されているメロディーを再生したり、子どもなりに楽しみ方を見つけているようです。お稽古事などはまだまだ先の話ですが、音で遊ぶ楽しさを感じてくれたらうれしいなと思っています。
※直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲するおそれがあります。赤ちゃんに渡さないでください。手作り楽器を作る際には、ビーズやボタンが容器から出ないように、容器をしっかりと接着するようにしてください。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
監修/助産師REIKO
イラスト/おもち
著者:柴崎諒子
2016年2月長女を出産。2019年3月に第2子出産予定。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。