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気まず…。合コンをハシゴ。まさかの事態に遭遇しながらも、婚活に燃えていた私だったけれど…

私にとって結婚は、親・親族・友人からのプレッシャーとも闘う、過酷で厳しいものでした……。20代でこの現実に直面し、大荒れの海でひとりバタバタともがいているような状態だったのです。

ご縁を求めて合コンをハシゴするも

高校を卒業して就職すると、22歳ごろに結婚ラッシュの第一波が、25歳ごろに第二波が襲来。これらの波に乗れず、結婚願望があった私は、さまざまな合コンへ参加しました。

 

当時は企業や飲食店、行政による大規模な合コンが随時開催され、若者の結婚を後押ししていた時期。ただ、たいていの合コンは2人1組での申し込みが多く、彼氏持ちや所帯持ちの友人が多かった私には、参加のハードルが高いものでした。

 

それでも頑張って参加できる合コンには出席。あまりに行きすぎて「まったく別の合コンで同じ人に出会う」というディスティニーまで起こしたことも……。

 

あのころの私は「そろそろ結婚しなくちゃ!」「せめて彼氏つくらなきゃ!」「すぐに素敵な人を捕まえなきゃ!」という固定観念に縛られていたのかもしれません。親や親族、友人からの「まだ結婚しないの?」というプレッシャーもあり、焦っていたのかなと思います。

 

今振り返ると、追い詰められて切羽詰まった顔をしていたら、合コン相手も敬遠したくなるかなぁ……と。そのせいか、婚活を頑張っていたときには、なかなかいいご縁がありませんでした。

 

お茶しに行く軽いノリで会った男性

あまりにも出会いがないので、ちょっとあきらめモードになり、ひとりで生きていくための老後貯金を始めたころ、まさかの方面から「ご縁」はやってきました。 それは親からの紹介。つまりお見合いです。

 

といっても、仲人さんを立てて料亭で顔合わせ、というような形式ばったものではなく、親から「知り合いの知り合いの息子さんを紹介されたんだけど、どう?」って軽く聞かれた程度。

 

私も「今彼氏いないし、いいよ!」と、これまた軽く承諾。まるでお茶しに行くような軽いノリで決めたお見合いでした。

 

しかし、この軽いノリで行ったお見合いで出会った男性とは、トントン拍子で交際に発展。プロポーズされて、結婚して、まさか子どもまで授かるとは、露ほども思っていませんでした。

 

プロポーズしてきた当の本人(夫)も「まさか結婚するとは」と後に語っていますし、ほんと、結婚のタイミングって何なんでしょう。私も今だにわかりません。

 

今ではだいぶ薄れたと感じるものの、私が20代のころは、周囲を始め、世間で「婚活!婚活!」と、「結婚はするべきもの」と押しつけるような風潮もあったように感じます。結婚は必ずしも「しなければならないものではない」ですが、私の場合、結婚生活に楽しさや幸せを感じています。

 

実は夫の顔はタイプではありません。でも、私はそんな夫のことが大好きです。

 

 

 

文:おののののこ/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

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