こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。たとえば、お寿司屋さんに家族で行ったとき、赤ちゃんのメニューは何にしようかと悩んだ経験はありませんか? 私はありました。赤ちゃんに生魚は厳禁です。ということは、赤ちゃんが食べられるお寿司はあるのでしょうか?
離乳食期の赤ちゃんはお寿司を食べられる?
残念ながら、離乳食期にお寿司は食べないほうがいいと思います。それは生魚以外のお寿司も対象です。その理由は下記のようなものがあげられます。
・酢飯の味が濃い
・具材の味も濃い
・野菜も生で入っていることが多い
・のりはのどに張り付く恐れがある
お寿司は、赤ちゃん用に作られているわけではないということですね。
赤ちゃんは魚などの生ものをいつから食べられる?
魚などの生ものは3歳以降が好ましいと思います。書籍によっては8歳以降と書かれている先生もいますので、必ず3歳からというわけではなく、心配なら3歳よりあとでもいいと思います。与えるときは新鮮なものを与えてくださいね。
赤ちゃんがお寿司屋さんで食べられるものは?
基本的に、離乳食期には大人向けに作られた外食や市販のお寿司を食べられません。また、ほかのメニューも大人向けですので控えたほうがいいでしょう。月齢にもよりますが、たとえば茶わん蒸しやうどんがあれば、お湯で2~4倍に薄めてからあげるといいですね。
家で作ったお寿司なら食べられる?
自宅でちらし寿司などのお寿司を作ることもあると思います。そんなときは、同じ具材で味付けを赤ちゃん用にするといいでしょう。具体的には、酢飯はおかゆや味つけなしのご飯にする、錦糸卵はゆで卵や味つけなしの錦糸卵にする、具材は薄味にするなどです。
大人にとってもごちそうのお寿司ですが、離乳食期はそのままあげるのは控えるのがいいですね。節分やひなまつりには、それぞれの赤ちゃんの月齢に合わせてママが作ってあげてみてくださいね。