昼間でも夜用ナプキン
学生時代、私は経血漏れが悩みでした。そのため、日中でも夜用の大きなナプキンを使わないと不安で仕方ありませんでした。
ただ、特に夏場は大変。下着の中がムレてしまうのです。ただでさえ汗をかくのに、下着の中に30cm以上の厚手のナプキンを敷いていることで肌はベトベト。生臭さが漂っている気がし、制服のスカートをはくことがとても苦痛でした。
肌に異常が…
「夏は仕方がない……」と諦めながら過ごしていたある日、デリケートゾーンに違和感が。ナプキンが当たる部分の肌が、チクチクと痛み、かゆくなってしまったのです。
こまめにナプキンを替えるようにしましたが、どうしてもムレてかゆくなってしまい……。恥ずかしいと思いながらも母親に相談したところ、皮膚科を受診することを勧められ、塗り薬をもらってかゆみは和らいだのでした。
大人になってからは婦人科も受診し、経血量について医師に相談。病気ではないとのことで一安心しました。低用量ピルを飲み始めたことで経血量が減り、夜用ナプキンを使う必要がなくなって、今はムレに悩まされることはなくなりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※経血にレバーのような塊が混じったり、ナプキンが1時間と持たないような場合には、婦人科の受診をおすすめいたします。
著者:宮田しほり/30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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