マイペースでこだわりが強い夫
ある休みの日のことです。義両親から「一緒にお昼ごはんを食べよう!」とお誘いがあったので、私と夫と1歳の娘の3人で義実家に行くことになり、出かける準備を開始。義実家は車で1時間ほどかかる場所にあり、私は娘に必要なものを準備しなければと、バタバタと動いていました。
夫に準備の間、「娘を見ていてほしい」とお願いすると、「無理。まだ洗車していないから」と断られます。「出発まであと30分しかないよ。時間がないから、今しなくてもいいよね」と言っても「汚れた車で帰るの、お前は恥ずかしくないのか?」と言い返され、聞き入れてくれません。結局車が好きな夫は、こだわって手洗いで洗車を始めました。正直、ガソリンスタンドで自動で洗車したほうが早いのでは? と思いましたが、夫は「30分もあれば洗車なんて余裕だよ」とマイペースに話しながら洗っています。私はイライラしつつも娘を見ながら急いで準備を進めましたが、洗車が終わったころには出発時間を予定より10分過ぎてしまいました。
急がなきゃ! と慌てて車に乗り込もうとすると、「うわっ!」という夫の大きな声が。一体なに!? と思って夫のほうを見ると、なんと夫と洗い立ての車に、鳥のフンがクリーンヒット! 「せっかく車洗ったのに、もう一度洗い直しだ……。シャワーも浴びなきゃ」と、がっくり肩を落として家に戻っていきました。
洗車とシャワーが必要なため、到着時間が押してしまうことを夫が電話で義両親に伝えると、夫のマイペースな行動に義両親は激怒! すっかり意気消沈していました。おかげで私の気持ちはすっきり。義両親に会ったあとも「昔からマイペースで、周りが見えてない。自分勝手なことをもっと自覚しなさい」とお説教の続きを受け、反省した夫でした。
今回の出来事を通して、マイペースに自分がしたいことをしていてはダメだと夫も反省したようです。自分がやるべきことを考えて動けるようになる、いいきっかけになったと思います。子どもには優先順位を考えて行動できるように育ってほしいので、今後しっかり教えていこうと決意するきっかけとなった出来事です。
著者:内野真美/30代・ライター。少し内気な1歳の女の子を育てるママ。旅行が趣味で、体を動かすことが好きなアウトドア派。フリーランスの仕事も始めて、毎日奮闘中。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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