正直、顔も見たくない…
結婚して夫と一緒に暮らすようになると、お互いに不満が出てきて衝突することが多くなりました。一緒に暮らし始めて1日目から大喧嘩するほどでした。
ウエディングフォトの撮影前日にも夫婦で喧嘩。当日の、撮影スタジオへの道中でも喧嘩が続きました。「こんな状態で、今からウエディングフォトなんて撮れるはずない」「キャンセルするか」という話まで出てきてしまいました。結局、キャンセル料がかかるので撮影に臨みましたが……。
当然、私たち2人の状況をカメラマンさんは知りません。そのため、仲がよく見えるような、寄り添うようなポージングを求めてくれたのですが、このときの私たちは、正直、見つめ合うことすら苦痛でした。なんとか頑張って笑顔を作っていましたが、かなりぎこちなかったと思います。今でも、このときの写真を見るたびに「お互いにかたい表情をしてるな」「無理して笑っているな」と思います。
今思えば、せっかくの機会なのでお互いにちゃんと謝って撮影に臨めばよかったです。今なら許せることも、当時は結婚したてでお互いになかなか納得することができず衝突してしまっていました。
一生に一度の思い出の写真を、このような状態で撮ってしまったのは、正直残念だったなと思っています。「喧嘩は早めに切り上げる」、お互いにそのことの大切さを実感した出来事でした。
著者:香川優子/30代女性・結婚5年目の専業主婦。男児を子育て中。公園に行くことにハマっている。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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