3月3日はひな祭り。女の子の初節句では、ひな人形を用意するかどうか、用意するならどのようなひな人形にするか頭を悩ませることもあるのではないでしょうか。筆者の家族は最上段の内裏雛のみの 「親王飾り」 を用意しました。今回は、買ってよかったひな人形を選ぶときのポイントについてご紹介します。
ひな人形の大きさ
筆者が実家の両親に贈ってもらったひな人形は、幅32.8cm、奥行20.9cm、高さ19.5cmと非常にコンパクトです。筆者の母は 「夫の両親のこともあるから、ある程度立派なものにしないといけないのでは……」 と心配していましたが、わが家は引越しが多く貸家暮らしで部屋も狭いため、段飾りで大きなものは困ると伝え、シンプルなものにしてもらいました。平置きでガラスケースに入っているため、人形が直接ほこりをかぶることもなく掃除もサッとすることができます。
設置と片付けの手軽さ
メインの飾りは男雛と女雛の2体だけのため、設置がとても簡単です。 「よし出そう!」 と思ってから5分くらいあれば飾り付けが終わるので、面倒だからついつい後回しに……とならずに飾ることができます。
また、コンパクトなのでわが家の6畳の居間でも大丈夫。設置と同様に片付けもすぐに終わるので、片付けるのが面倒でダラダラと出しっぱなしにすることもありません。保管の場所も狭いスペースで済むのでうれしいこと尽くしです。
人形の顔の好み
実は筆者、小さいころは実家にある昔ながらの大きいひな人形が大嫌いでした。今でこそ伝統的で立派な素晴らしいおひな様だと思いますが、子どものころは人形の顔がリアルで怖かったのです。夜暗くなると動き出すのではないか……とひな人形が飾ってある部屋には立ち入らないほどに。
そういった経験もあり、娘の初節句に贈ってもらったものは、顔がふっくらとしてかわいらしい人形のものを選びました。値段も5万円程度で、大きい段飾りのものより手頃な価格です。
「孫のために立派なものを用意したい!」 と張り切る両親の意向からは外れてしまいましたが、家族の生活スタイルに合った素敵な雛人形を用意することができてよかったです。娘と一緒に大切にしていきたいと思います。