「生理の授業」を受けた私
私が生理について具体的なことを知ったのは、小学4年生のときに学校で受けた「生理の授業」でした。先生から、「女性は赤ちゃんを産むために、月に1回おまたから血が出る」と教えられ、生理について書かれている冊子と、生理用ナプキンを数枚もらったのです。
初潮がくると…
ただ、その「生理の授業」ではナプキンの具体的な使い方などは教えてくれませんでした。そのため約1年後、私は初潮を迎えたのですが、ナプキンの使い方がわからず慌ててしまい……。
「恥ずかしいなぁ」と思いながら勇気を出して母に「生理になった」と報告しても、母は「トイレの戸棚にナプキンが入っているから、それを着けなさい」と言うだけ。「着け方を教えてほしかった」と思いながら、私は試行錯誤してなんとか下着にナプキンを装着したのでした。
学校の授業も母も、もう少し丁寧にナプキンの付け方や、種類、経血漏れ対策などを教えてほしかったです。このように苦労した経験から、自分が結婚し女の子を出産したら、細かく生理のことを教えてあげたいと思っています。
著者:渡辺さあや/20代女性・管理栄養士を目指す大学生。これまで生理のことは気にせず生活してきたが、ある医師と出会い、自身の生理を見直すことになり現在に至る。
作画:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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