PTAで同じ役職を担当するママ・原さんに頼まれて、2人きりでパソコンを買いに行ったサトシさん。つわりがひどい自分を差し置いて、初めて会った人の買い物に付き合うやさしすぎる夫の対応にモヤモヤするまいさん。
そんな、まいさんの不安は的中。パソコンの操作を教えるという名目で、2人は連絡を取り合うようになったのです。急接近した2人は、次の土曜日「PTAの集まり」と称してネットカフェで落ち合うことに。
サトシさんの言葉を信じたまいさんは、激しいつわりで寝込みながらも、ひとりで息子の面倒をみながら、夫の帰宅をただただ待っていました。
拒否したらかわいそう!夫の出した結論は…
まいさんからの連絡にも気づかず、原さんとの密会を楽しむサトシさん。夫との関係に悩んでいるという原さんですが、サトシさんから「かおりさん、かわいいしすてきです!」と褒められたことで、すっかりスイッチが入ってしまったようです。
「サトシさんと仲良くなりたい」と頬を染めながら、場所を移すことを提案。それを聞いたサトシさんは「自信をなくした女性を拒否したら可哀想じゃないか?」と自分を納得させながら、タクシーと移動先を手配するのでした。
▼夫から精神的・経済的DVを受けているのが事実であれば、助けを求めるべきはサトシさんではないはず。既婚者である男性からやさしくしてもらい、つらいことを忘れられたとしても、それは一時的なものでしょう。
そして、サトシさんもまた、自分のやさしさが浮気の言い訳になっていないか、胸に手をあてて考えることが大切。軽はずみな行動がパートナーや子どもの心を深く傷付けてしまうことを、きちんと自覚してもらいたいですね。
内閣府の「DV相談ナビ#8008(はれれば)」に電話をかけると、最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。匿名でも相談できるので、ひとりで悩まずにまずは話してみてください。
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