娘が血を発見
ある日、トイレに行ったはずの6歳の娘が戻ってきて「ママ~、トイレにね、血があったの」と心配そうに言ってきました。このとき私は生理中。娘が入る前にトイレに入っていたため「やらかしてしまったか……」と思い、子どもに「わかった。床を拭くからちょっと待ってね」と伝えました。
すると娘は「床じゃないよ? トイレの中の水のところに血があったの。だから誰かうんこに血が混じってるんじゃないかなあ? 大丈夫かな?」と言ってきたのです。
その言葉に私は「!?」となり、急いでトイレへ。便器の中を見ると、たしかに赤く染まっていて……。一瞬で私の経血だと気づきました。
急いでトイレを流し、「流しといたよ。誰だろうねえ、あとで誰か確認しておくね」と、その場は濁してしまいました。
なんで流れなかった?
ただトイレは流したはず。「なんで経血が残ってしまっていたのだろう?」と疑問に思った私。
その後、トイレのあとにきちんと経血が流れきっているか確認してから出るようにすると、1回の「流す」では経血がすべて流れないことがあると気づきました。
今までは、たまたまちゃんと流れていたのか、あとに入った誰かが流してくれていたのか……わかりません。ただ、生理中のトイレは経血がちゃんと流れたか確認しないと、また同じ事件を繰り返してしまうことになるため、気をつけなければと反省しました。
事件から考えたこと
また、疑問に思った娘に、ごまかすように言ってしまったことが私の中でもやもやしています。娘も心配に思ったままになってしまうでしょうし、今は生理について話すタイミングを考えているところです。
経血が1回で流れないなんてことは想定していなかったので、娘が「血がトイレの中にある」と言ったときは本当に焦りました。でも娘が伝えてくれたことで、わが家のトイレでは、1回の「流す」では経血が流しきれない場合があるということに気づき、同じ失敗を繰り返さなくなりました。
著者:松谷えりな/30代女性・4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
イラスト:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!