手術後の私に彼が放った信じがたい言葉
<完結>
10歳年下の彼との日々は、年齢差を忘れるほど楽しく刺激的でした。けれど、体調が優れない日にも求められる関係が続き、無理をして応じた後に体調を崩すことも。
そんなある日、下腹部に激しい痛みと悪寒が走り、検査で子宮内膜症とチョコレート嚢胞が見つかりました。治療と手術を経て、今後の再発防止も考え、私はミレーナ※の装着を決意します。
※子宮内に装着するT字型の器具で、黄体ホルモン放出子宮内システムとも呼ばれます。避妊目的だけでなく、月経困難症や子宮内膜症の治療補助にも使われています。
勇気を出してそのことを彼に伝えると、彼は一瞬考えた後、悪びれる様子もなくこう言いました。
「それって避妊もできるんでしょ? じゃあさ、これからはゴムなしでできるってことじゃん!」
私の体を心配するわけでもなく、真っ先に自分の欲求を口にする彼。その瞬間、サーッと血の気が引いていくのを感じました。私がどれだけ悩み、苦しんだ末の決断か、彼はまったく理解していなかったのです。このひと言は、私たちの関係に大きな亀裂を入れる決定打となりました。
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自分の欲求ばかりを優先する彼に傷つきながらも、最後は自分のために決断を下したオムニウッチーさん。この経験は、パートナーとの関係において、相手を思いやる姿勢がどれほど大切かを教えてくれます。違和感を覚えたら、自分の心を守る選択をしてほしい――そう感じさせられるお話ですね。
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