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「児童相談所の者です」鳴り響くインターホンに出てみると…いったいなぜ?高鳴る心臓。衝撃を受けた訪問の理由とは

末っ子が保育園に入園して2カ月たったころのことです。私も末っ子も当時の生活に慣れておらず、夫は全く協力してくれず、思い通りにいかない日々にいつもイライラしていました。すると、まさかの展開になってしまったのです――。

 

まさかの訪問者…理由は?

その日も朝からイライラして、起床してから出勤するまで、ずっと子どもたちに怒鳴っていたように思います。

 

すると帰宅後、19時ぐらいにインターホンが鳴りました。出てみると、児童相談所と名乗る女性2人。どうやら朝の私の怒鳴り声を聞いて、近所の誰かが通報したようでした。私が応対するより先に末っ子が出迎えたのですが、末っ子の様子を見て虐待の可能性はないとすぐに判断していただきました。

 

 

匿名でも通報できることが大事だとは理解していますが、なんだか相手は私を知っているのに、私は通報した人を知らないという事実にモヤモヤしたのが本音です。通報があった場合は担当者が一度確認しないといけないのも理解できます。けれどもその後しばらくはどこかで人に見られている気がして、外に出るのも嫌になってしまいました。

 

この出来事を通して、いかに自分がイライラしたときに大きな声で怒鳴っているのかということを痛感。忙しい日々と思いどおりにならない子どもたちに、怒鳴ってしまう自分を反省しました。なかなかコントロールをするのは難しいけれど、せめて、人に通報されないぐらいには頑張って気持ちを抑えようと思っています。最近はイライラを感じたら数秒待つということを試みています。


※厚生労働省のホームページによると、平成16年の児童虐待防止法改正により、通告の対象は「虐待を受けた児童」から「虐待を受けたと思われる児童」に拡大されました。そのため事実が明らかでなくても「虐待かもしれない」と感じた時点で通報する義務があり、子どもが深刻な被害を受ける前に守る仕組みとなっています。

 

著者:染井佳乃/40代女性/中3・小5・小3の3児の母。病院に週3で勤務中。休日前夜のアニメ視聴とスマホゲームが生きがい。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

※AI生成画像を使用しています

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