母親「気持ち悪い子」心無い言葉をかけられた息子→十数年後…大人になり結婚するも夫婦関係に悪影響が#レス夫婦の末路 44
「歪んだ愛〜レス夫婦の末路〜」第44話。ユウナさんは、夫・イオリさんと2歳の娘・ツムギちゃんの3人家族。幸せな日々を過ごしていますが、産後イオリさんとの行為に不快感を覚えるようになり、ユウナさん自身も気持ちの変化に戸惑いを感じています。
産後9カ月以上が経っても性的な触れ合いに前向きになれないユウナさんは、イオリさんと話し合うことに。しかし、夫婦の愛情に身体的な触れ合いを求めるイオリさんと、性的な行為は避けたいユウナさんの価値観の違いにより、夫婦の溝は広がるばかりです。
イオリさんは、高校時代の同級生であるミヤさんと2人きりで飲みに出たことをきっかけに、ミヤさんと身体的な関係を持ってしまいます。
高校時代からイオリさんに特別な想いを寄せていたミヤさんは、今でもイオリさんへの気持ちを捨てきれません。
一方家庭でのイオリさんは、ユウナさんのちょっとした発言にも突っかかり、冷たい言葉をかけるように。
深夜に帰宅して、週末も起きたらすぐに会社に行くと言って家を出るイオリさんを見て、ユウナさんはイオリさんが本当に仕事に行っているのかを疑い始めるのでした。
そんなある日イオリさんは、昨年父から会社を引き継いだ兄・アキトさんを助けたいと思い休日に出社します。
「もっと家族との時間を大切にしてほしい」と言うアキトさんですが、イオリさんは「もっと頼ってほしい」と懇願するのでした。
家に居場所がないと感じ、誰かに必要とされたいと願うイオリさん。
そんなイオリさんの悲しげな表情を見たアキトさんは、イオリさんの過去に思いを馳せます。
普通でいたいだけなのに…
















幼いころ、母親から邪険に扱われていたイオリさん。
母親はイオリさんにひどい言葉を投げかけ、家から出て行ってしまいます。
イオリさんは、蔑むように自分を見る母親の顔に、ユウナさんを照らし合わせるのでした。
「普通に幸せな家庭を築きたいだけなのに」と無気力な表情で考えるイオリさんに、心配そうな表情で声をかけるミヤさん。
イオリさんは、深夜のみ自分の家に帰り、それ以外の時間は会社やミヤさんの家で過ごす日々を続けているのでした。
人間関係や疲労によるストレスは、思わず誰かに吐き出したくなるもの。
しかし、それは他人を傷つけていいというわけではありません。
特に子どもは、親の言葉のそのままを「自分の価値」として受け止めてしまうこともあるでしょう。
何気ないひと言が子どもの心に一生癒えない深い傷を残し、将来の自己肯定感や人間関係を左右してしまう可能性もあります。
常に完璧な親を目指すのは難しいですが、子どもが「自分は愛されている」と感じられるような関わり方を心がけたいですね。
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