家に居場所がないと感じ、誰かに必要とされたいと願うイオリさん。
そんなイオリさんの悲しげな表情を見たアキトさんは、イオリさんの過去に思いを馳せます。
普通でいたいだけなのに…
幼いころ、母親から邪険に扱われていたイオリさん。
母親はイオリさんにひどい言葉を投げかけ、家から出て行ってしまいます。
イオリさんは、蔑むように自分を見る母親の顔に、ユウナさんを照らし合わせるのでした。
「普通に幸せな家庭を築きたいだけなのに」と無気力な表情で考えるイオリさんに、心配そうな表情で声をかけるミヤさん。
イオリさんは、深夜のみ自分の家に帰り、それ以外の時間は会社やミヤさんの家で過ごす日々を続けているのでした。
人間関係や疲労によるストレスは、思わず誰かに吐き出したくなるもの。
しかし、それは他人を傷つけていいというわけではありません。
特に子どもは、親の言葉のそのままを「自分の価値」として受け止めてしまうこともあるでしょう。
何気ないひと言が子どもの心に一生癒えない深い傷を残し、将来の自己肯定感や人間関係を左右してしまう可能性もあります。
常に完璧な親を目指すのは難しいですが、子どもが「自分は愛されている」と感じられるような関わり方を心がけたいですね。
くろねこさんの最新投稿は、Instagramから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。