見知らぬ車が、わが家に侵入
私の家は戸建てで、駐車場は車2台分のスペースがあります。普段は1台だけ停めており、もう1台分は空いている状態です。ある日のこと、白い軽のワゴンが、スッと敷地内に入ってきました。誰か来たのかと思って外を見たら、車からは誰も降りず。すぐに、くるっと方向転換して出ていったのです。不思議に思っていたら、それが何度も続くように。
平日の昼間、決まってやって来るその車。あまりにも繰り返されるので、私は不安とモヤモヤでいっぱいになりました。
犯人はまさかの…
ある日、気づきました。それは地域を回っている宅配の車だったのです。思わず目を疑いました。
「え、なにそれ。うちに用事もないのに、うちの敷地内で方向転換? ありえない!」
私の家の周りの道路は入り組んでいて、ぐるっと回らないと区画から出られません。それが面倒なのかもしれないとは思いましたが、もちろん他人の私有地を使っていい理由にはなりません。もし停めているわが家の車にぶつけられたら? 外で遊んでいるわが子が車とぶつかったら? もしものことを考えると怖くなり、また同時に腹が立ちました。
モメるのは避けたい
腹は立ちましたが、直接文句を言うのはどんな人かわからないのでためらいました。私有地で方向転換する人とは、関わりたくないと思ったのも本音。そこで私がとったのは、“ひとことメモ作戦”。空いた1台分の場所にカラーコーンを置き、「私有地です。無断進入はご遠慮ください」と、張り紙をしたのです。それからというもの、その車が入ってくることはパタリとなくなりました。
他人の私有地に、当然のように車を入れる人がいるなんて、正直驚きました。無断侵入には腹が立ちましたが、「怒りをぶつける」のではなく、「境界を示す」ことでスッと解決できることもあるのだと実感しました。今後も誰かに腹が立つようなことがあった際には、冷静に解決できる方向を模索しようと思います。
著者:新谷けご/40代女性/2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日です。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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