「デートはやめよう」彼とのデートを中止に→数時間後…わが家の前にいたのは彼！「どうして？」

私は、生理が始まる1週間ほど前からイライラを感じ始め、生理中までイライラしやすくなります。仕事中は気を張っているからなのか、あまりイラッとすることはないのですが、プライベートの時間になると、イライラしやすくなるように感じていて……。

 

そのため、生理前から生理中は「人に当たってしまうかもしれない」ということを心配していました。

 

のちの夫となる彼と付き合い始めて、半年が経った秋。当時、寮住まいだった彼は、デートのとき、ひとり暮らしの私の部屋に、片道40分かけて通ってくれていました。

 

そんなデートを予定していたある日。私はちょうど生理中で、イライラしているのを自分でも感じていました。イライラして彼に八つ当たりをしたくなく、私はその日の朝、彼にこう相談しました。「生理中はイライラしやすいんだよね。それが原因で喧嘩したくないから、今日のデートはナシにしたい」。

 

私がそう言うと、彼は私のお願いを了承してくれ、この日のデートはなくなりました。

 

「今日はひとりでゆっくり過ごそう」と思いしばらく経ったころ……家のチャイムが鳴りました。ドアスコープを覗くと、なんと彼の姿が！ 驚いてドアを開けると、彼は「これ、一緒に食べない？」と、私の大好きなシュークリームをたくさん買ってきたんだと言いました。まさかのサプライズに驚きでした。

 

そして、私の不安を取り除こうと考えてくれた彼の行動が、私はとてもうれしくて、このとき「この人とならずっと一緒にいても大丈夫だろう」と感じたのです。

 

その後、結婚してからも、夫は生理中は特にいろいろと考えてくれ、私の好きなものをサプライズで買ってきてくれるなど、夫の気づかいを感じることも多いです。そんな彼に、私は日々感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして夫は「どんなことにイライラしているの？」「きみの生理の症状、嫌じゃなかったら教えてほしい」など私のことを理解しようとしてくれています。私は、夫に自分の気持ちを打ち明けることで、今は無性なイライラともうまく付き合っていけているような気がしています。

 

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

文：上村弓矢／女性
イラスト：アゲちゃん

 

監修：助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています