子どもが思い詰めていたことを痛感
私は、ママ友たちと話を終えた後、モモを迎えに行きました。
ふいにモモちゃんから「やっぱりパパにチューする」と言われて驚くハナさん。
聞くと、モモちゃんがチューを断った日に、義母から言われた「おませさん!」「パパが寂しがる」という言葉が深く残っていたようです。
モモちゃんは悪くないこと、嫌なことはしなくていいことを説くハナさん。
「チューしなくても、パパとモモは仲良しでしょ?」
というハナさんの言葉で、モモちゃんには笑顔が戻ったのでした。
たった5歳の子どもがここまで思い詰めるとは……。いくらお世話になっている義母の望みであっても、やはりモモちゃんが嫌がることの強要は許されることではなかったとはっきりしましたね。
モモちゃんは気持ちにフタをすることなく、ハナさんへきちんと話すことができて本当によかったです。毅然とした態度で義母と向き合う覚悟をしたハナさん。義母にモモちゃんの気持ちを理解してもらえるよう話せるといいですね。
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