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赤ちゃんは噛みちぎりにくい食べ物をいつから食べられるようになる?

この記事では、保育士であり離乳食インストラクターの中田馨さんがこんにゃくなどの噛みちぎりにくい食べ物を赤ちゃんにいつから与えていいのかを紹介しています。こんにゃく、するめ、団子、もちなどは離乳食期はNG。3歳以降を目安に発達状況を見ながら与え始められます。

こんにゃくのイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食が進んでさまざまな食材が食べられるようになってくると、「これはいつから食べられるのかな?」と悩むことがあると思います。

 

たとえば、こんにゃくなどの噛みちぎりにくい食べ物。「ある程度、大きい食べ物を食べられるようになったからもう大丈夫かな?」と思いますね。今日は、こんにゃくなどの噛みちぎりにくい食べ物はいつから食べられるのかをお伝えします。

 

離乳食期に噛みちぎりにくい食べ物はNG

こんにゃくなどの噛みちぎりにくい食べ物は、離乳食期はNGと考えてください。赤ちゃんの咀嚼力は未熟です。また、歯も生えそろっていません。弾力のある食材は、そんな赤ちゃんのお口の発達にはまだ向いていな食材と言えます。最悪の場合、のどに引っかかり、窒息などにつながることがあります。

 

噛みちぎりにくい食べ物の代表例

こんにゃく、するめ、団子、もちなどが代表例です。

 

また、消費者庁の窒息事故のデータを見ると、12歳以下の子どもでもご飯、おかゆ、パン、寿司、りんご、バナナ、カップ入りゼリーなども挙げられています。噛みちぎりにくくなくても、身近な食べ物でも事故は起きることがあります。

 

噛みちぎりにくい食べ物は3歳以降を目安に、その子の発達状況に応じて与える時期を選んでください。

 

3歳以降も気を付けたい5つのこと

3歳以降にもし噛みちぎりにくい食べ物を与えるときは以下に気を付けましょう。

 

①食べるときは大人がそばで見守る

②小さく切る

③少しずつ口に入れる

④よく噛んで食べるよう声かけをする

⑤食べているときに驚かさない 

 

噛みちぎりにくい食べ物は、いずれ大きくなったら食べられるようになる食べ物です。あせらずに、成長に合った時期に食べ始めましょうね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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