離乳食が習慣になり、外出時もそのリズムを崩したくないと思っていました。ただ、手作りのお弁当離乳食は食中毒などが心配だったため、ベビーフードやさっと与えられる食べ物を持参していました。今日は、わが子が生後7~8カ月ごろの外出時に役立った、さっと用意ができて与えられる離乳食メニューを紹介します。
食パン&粉ミルクでミルクパンがゆ!
育児用品店などで粉ミルクの試供品サンプルをもらうことってありませんか? 小分けされているので、外出の際などにも便利です。私はこの試供品サンプルを、外出先での離乳食づくりにも活用していました。
たとえば「ミルクパンがゆ」。食パンをちぎって、お湯で溶かした育児用ミルクに浸して混ぜるだけ。お湯を持参してもいいですし、外出先によっては赤ちゃんルームなどでお湯が利用できるところもあります。あらかじめ施設情報をチェックしてから出かけるといいですね。
赤ちゃんせんべいで簡単おかゆ♪
こちらもお湯が必要になりますが、赤ちゃんせんべいを使っておかゆを作っていました。作り方は簡単で、赤ちゃんせんべいを砕いてお湯に浸せば完成!
時にはもうひと工夫ほどこして、ベビーフードの野菜スープの素をお湯で溶き、砕いた赤ちゃんせんべいを浸して、野菜スープ味のおかゆを作ることも。おかゆの味が変わってわが子は新鮮な様子でした。ベビーフードを使うと簡単にアレンジできるので便利でした。
つぶしてあげるだけ! バナナ
手軽で離乳食づくりの手間がないものと言えば「バナナ」でした。甘くておいしいので好んで食べる赤ちゃんも多いですが、わが子も大好き! 外出先でバナナを見せると喜んで食べてくれました。
その場でバナナの皮をむき、スプーンなどで押しつぶして与えるだけ。とにかくラクチンな離乳食になります。ただ、バナナをそのままバッグへ入れてつぶれてしまったことがあったので、それからは100均で購入した「バナナケース」に入れて持ち歩いていました。
これらは、あくまで私が外出時に持参していた離乳食の一例ですので、ご参考までに。簡単離乳食で外出時の負担を減らせられたらいいですね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。