吉野家「スパイシーカレー」実食レポ
・商品名:スパイシーカレー
・価格:店内 498円(税込)・持ち帰り 489円(税込)
・エネルギー:460kcal
吉野家「スパイシーカレー」は、2019年から販売開始し、たびたびリニューアルしながら登場しています。27種類のスパイスを使用した、スパイシー度の高いカレーです。
持ち帰りの場合は、カレールーとごはんがそれぞれ別容器で提供されます。カレールーはサラサラしていますので、持ち運びの際は容器を傾けないように気をつけてください。
容器を含めたカレーの総重量は173gで、今回比較したカレーの中では最も軽量です。
形のある具材は入っておらず、カレールーはサラサラとした仕上がりです。スパイシーな香りが立ちますが、辛さはほんのり感じる程度で後味はすっきり。我が家の子どもたちからも「辛い」といった発言は出てこず、食べやすそう。
ごはんとの相性はそこそこですが、具材がないので少し物足りなく感じました。さらっとしたルーはまるでスープカレーのようで、個人的にはトッピングを追加したくなりますね……。
すき家「カレー」実食レポ
・商品名:カレー
・価格:490円(税込)
・エネルギー:680kcal
すき家「カレー」は、いつから販売しているのか不明ですが、少なくとも2010年にはあったようです。
当初から「野菜の旨味」をウリにしていて、2025年の「カレー」はさらに果物の旨味も溶け込んだこだわりのカレールーに仕上げているのだとか。辛口ソースもついてきますので、辛口カレーを好む人へのニーズにも沿っていますね。
ふた越しからは、ごはんの上にカレールーがのっているようにも見えましたが、実際にはごはんとカレールーの容器は別々になっています。
容器の重さを含んだカレーの重量は258g。今回比較したカレーの中では最も重さがあります。
嬉しいことに、形のある具材がしっかり入っています。辛口ソースを加えずに食べると、かなりマイルドな仕上がりで、甘口カレーが好きな人にぴったりです。我が家の子どもたちも「すき家のカレーが一番好み」と話していました。
舌がビリビリするような「辛口ソース」を加えると、辛口派にも嬉しい刺激的な味わいになります。ごはんもどんどん進みます。
松屋「プレーンカレー」実食レポ
・商品名:プレーンカレー
・価格:780円(税込)
・エネルギー:808kcal
松屋「プレーンカレー」の販売時期は未定ですが、もともとは松屋フーズが展開するカレー専門店「マイカリー食堂」の定番メニューのひとつとして提供されていたようです。
プレスリリースによると、プレーンカレーは『ココナッツミルクを使用したフルーティーな味わいで、14種類の香辛料を使用したマイカリー食堂の定番』とのこと。
値段は吉野家やすき家のカレーよりもやや高めですが、松弁ネット経由で注文するとライスの大盛り・特盛が無料。今回は特盛でお持ち帰りしてみました。
また、当時松弁ネットでは「プレーンカレー」のクーポン割引があり、通常価格780円(税込)のところ、730円(税込)で買えました。
容器の重さ含めたカレーの重量は185gです。
カレールーはどろっとしています。具材は形が崩れていますが、豚肉や玉ねぎのようなものが入っているようです。味わいはとても独特で、最初はココナッツミルクのような甘みを感じ「甘口カレーかな?」と判断したのですが、次第にじんわりとした辛さが広がっていきます。
「中辛と辛口の間くらい辛い」カレーですね。不思議な味ですが、コクがあり、好みは分かれるものの、ハマる人にはハマる味わいです。ひと手間加えたこだわりの一品といえます。
甘くて辛い松屋のプレーンカレーは、ごはんがどんどん進みます!
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★☆
理由:吉野家・すき家・松屋は牛丼チェーン店ですが、カレーもそれぞれ個性が光る味わいに仕上がっています。これまでカレーをあまり食べてこなかった方も、ぜひ一度試してみてください。個人的には、松屋「プレーンカレー」がひと味変わったひねりのある味わいで特におすすめです!
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。