デート直前で生理がスタート
彼氏募集中だった25歳のころ、友だち以上恋人未満の関係の気になる男性からドライブデートに誘われました。恋人になれるチャンスが到来!と意気込んでいましたが、デート直前になって生理が開始。
せっかくのデートの機会を逃したくなかった私は、万全の生理対策をおこない、デートに臨むことにしました。「嫌な予感がするな……」と漠然とした不安を抱えながらドライブデートに行ったら、案の定、悲しい出来事が起こってしまいました。
頑丈な経血漏れ対策が仇に?
ドライブデートで一番心配したのが、経血漏れです。ドライブでは長時間座りっぱなしなので、漏れてしまわないかが不安で……。洋服や座席を経血で汚さないように、ナプキンは吸収力が高く羽つきの商品を選択。もちろん、取り替え用のナプキンも多めにバッグに入れておきました。
さらに万が一漏れても大丈夫なように、ショーツの上にはスパッツを着用。対策は万全でした。功を奏して漏れは起きませんでしたが、頑丈な漏れ対策が仇となったのか、思わぬ失敗を招いてしまいました。それが「蒸れによる臭い」だったのです。
蒸れて臭いがプワーン…
生理中はデリケートゾーンが蒸れやすいですが、スパッツを重ねばきしたことで、さらに蒸れやすい環境に。生理独特の生臭さが下半身からプワーンと漂い、気が気ではありませんでした。ドライブ中に彼から指摘はされませんでしたが、車内は密室状態なので、もしかしたら気づかれていたかもしれません。防水性を求めて通気性の悪いスパッツを選んだのが失敗だったなと感じました。
その日は連休中で、渋滞したこともあり、こまめにナプキンが取り替えられず、車内で、私はずっとハラハラ。せっかくのデートだったのに、上の空で会話をすることに……。
この出来事が原因かわかりませんが、彼とは恋愛関係に発展することなく終了。悲しいデートとなりました。
経血漏れ対策に力を入れすぎるあまり、臭い対策を怠ったのが、痛恨のミスでした。密室になるドライブデートでは、不快な臭いに気づくべきだった、と反省しています。この経験をしてから、こまめにナプキンを交換することはもちろんですが、瞬時に臭い対策ができるよう、携帯用のアロマミストを持ち歩くようになりました。
著者:谷中明日香/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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