春日井市から国道41号線を北上すること約2時間。岐阜県東白川町の山間に現れるのが、グランピング施設に併設されたカフェ「CROCE season2」です。
このカフェは、愛知県一宮市に本店を構える超人気店「CROCE」の姉妹店で、ひと味違う大自然に囲まれた絶景を楽しめるのが最大の魅力。
この特別なロケーションに惹かれて、車を走らせました。
大自然に囲まれた山間のカフェ「CROCE season2」へ
国道41号線を北上すると、信号が減ってどんどん自然が豊かになります。のどかな山並みと、清らかな川を眺めながら走る時間も、この旅の楽しみのひとつ。
山道の急な坂を上っていくと、緑に囲まれたおしゃれな外観の建物が見えてきました。
店内に入るとまず、ウェイティングボードに登録します。 絶景を見渡すテラス席か、涼しい店内かを選んで登録するのですが、テラス席もいいけれど最近の暑さを思うと……と迷うところです。
ただ、道中で見た道路沿いの気温計は28℃だったのを思い出しました。「それならテラスでも過ごせそう!」と、思い切ってテラス席を選択。
すると5分も経たないうちに呼ばれ、席へと案内されました。やっぱり気温が高いシーズンは、店内の方が人気のようです。
圧巻のテラス席からの眺望
ちょっと暑かったけれど……テラス席からの絶景は本当に圧巻です!静かな山間からは小鳥のさえずりやセミの鳴く声が響いていて、自然と心が落ち着きます。
テラス席には大きな扇風機が設置され、店舗の壁沿いの屋根下にあるソファー席と、大自然が目の前に広がるカウンター席があります。
どちらも1席あたり200円の席料が必要ですが、この景色を見れば納得の価格設定。
日陰のソファー席を希望していましたが、あいにく満席だったので、カウンター席を選択しました。 太陽は出ていたものの、刺すような強い日差しではなく、十分過ごせる環境でした。
一方、店内はエアコンの効いた涼しい環境から窓越しに絶景を楽しめるうえ、席料もかからないとのこと。 次回は店内席も試してみたいと思いました。
充実のモーニングメニュー
モーニングは大きく分けて3種類ありました。
・モーニング・・・・・・・ドリンクの価格+110円(税込)
・サラダプレート・・・・・ドリンクの価格+385円(税込)
・スペシャルプレート・・・ドリンクの価格+605円(税込)
せっかくはるばる来たので、「サラダプレート」をチョイス!
サイコロ生食パンが人気のこのお店。一人前に一斤の食パンが丸ごと提供されるため、かなりのインパクトがありますよね。
今回のサラダプレートはもちろん、ドリンクの価格+110円のモーニングでもこのサイコロ生食パンが付いてきます。驚きのコスパに、思わず笑みがこぼれました。
通常の食パン1斤よりはやや小ぶりながら、それでも食べきれるか不安になるほどのボリューム。
そんな方には、ベーグルを選べるのも嬉しいサービスです。 さらに、別料金で粒あんやキャラメルソースなどをトッピングすることも可能。
地元の味を堪能
もうひとつうれしかったポイントは、モーニングと一緒に注文できるドリンクが、およそ20種類もあったこと。
今回は、ここでしか飲めない「岐阜・東白川産和紅茶」のアイスを注文しました。
サイコロ食パンは生食パンで、ほんのり温かく、もっちりとした食感。 手でちぎりながらワイルドにいただきました。 マーガリンに飽きたら、メープルシロップをかけても美味しかったです。
サラダモーニングを選んだのですが、ボロニアソーセージが3枚も付いていて満腹感も十分です。 さらにコーンスープもセットでついてくるので、想像以上にボリューミー。
これで朝からしっかりとエネルギーチャージができそうです。
食べる手を休めてふと視線を上げると、眼前に広がる大自然に心が癒されます。
おしゃれな店内と充実のテイクアウト
店内のレジ横には、今回いただいたサイコロ生食パンをはじめ数種類のパンやケーキが並んでいました。
食べて気に入ったら購入できるシステムが嬉しいところ。
店内はとてもおしゃれで、可愛い雑貨で彩られた洗練された空間でした。
春日井市から2時間のドライブは決して近くはありませんが、この絶景とゆったりとした時間を過ごせるなら、十分に価値のある体験でした。
都市部の喧騒から離れ、大自然に囲まれながらいただくモーニングは、日頃の疲れを癒してくれる特別な時間。 また季節を変えて訪れたいお店です。
◆CROCE season2
岐阜県加茂郡東白川村神土606
※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください