女性社員を助けようとしたら…
いつものように仕事をしていたある日のことです。会社の廊下を歩いていると、女性社員と同期の男性が話している場面に遭遇。ただ、同期はしつこく彼女を合コンに誘い、彼女は「えっと、用事があるので……」と戸惑っている様子だったため、僕は止めに入ろうとしました。
すると後ろから、「やめなさい、彼女は嫌がっているでしょ!」という声が。振り返ると、営業部の課長・A子さんでした。A子さんは凛としたカッコいい女性であるものの、仕事には厳しく近寄りがたい存在。
そんなA子さんに怒られ、同期は「ご、ごめんなさい!」と言って去って行きました。
A子さんをバカにする同期たち
しかし、それから数日後。怒られた同期を含めた数人が廊下で、A子さんのことを「A子課長、36歳で独身はヤバいよな」「男勝りで女扱いされないから、若い女性社員のことをやっかんでいるんじゃね?」とバカにしているのを聞いてしまったのです。
僕は今度こそと思い、同期たちに「そんなことないだろ! A子課長は美人でカッコよくて、素敵な女性だろ」と反論しました。
彼らは「お前が反論するなんて珍しいなぁ」とびっくり。「僕だって、間違ってると思ったことには反論するよ。じゃあ、仕事に戻るね」と言って廊下の角を曲がると、なんとA子さんにばったり! A子さんは僕たちの会話を聞いていたようで、顔が真っ赤。
僕が戸惑っていると、A子さんは「あ、ありがとう!」と言って走り去って行きました。
A子さんと僕のその後
それからというもの、職場でA子さんと目が合うことが増えました。今までは、上司だからとプライベートな気持ちは抑えていた僕ですが、なんとなく彼女のことが気になるように。
それはA子さんも同じだったようで、ある日のお昼に「よ、よかったら、一緒にランチに行かない?」と緊張した面持ちで誘ってくれました。僕はもちろんOKの返事をし、初めて2人だけで会社の外へ。プライベートな会話もし、楽しく食事を終えました。
まだA子さんとの関係は始まったばかりですが、彼女に似合うカッコいい男になれるよう、頑張りたいと思います!
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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