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「離乳食を与える時間のポイント」を離乳食インストラクターが教えます!

この記事では、保育士であり、離乳食インストラクターの中田馨さんが、離乳食を与える時間の4つのポイントを解説しています。

離乳食を食べている赤ちゃん

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。「離乳食は何時に食べさせればいいの?」と疑問に感じているママへ。今日は離乳食の各時期ごとの目安をお話ししますね。

 

離乳食を与える時間の4つのポイント

まずは全月齢に共通するポイントが4つあります。

 

赤ちゃんの機嫌の良い時間帯に与える

例えば離乳食の本に「10時ごろがちょうどよいでしょう」と書いていても、その時間が赤ちゃんの午前睡の時間だったらどうしますか? 私の回答は、時間をずらしてOK。眠たいときに離乳食を口に運ぶと、赤ちゃんは嫌がることが多くあります。

 

普段の授乳時間のちょっと前でOK

基本は今まで授乳していた時間帯に合わせてOKです。授乳時間の少し前に離乳食を食べる時間をつくりましょう。

 

離乳食初期と新しい食材は午前中がおすすめ

特に、5~6カ月ごろ(離乳食初期)と新しい食材にチャレンジするときは、午前中がちょうど良いとされています。それは、赤ちゃんの体調に変化があったときに病院に行ける時間帯だからです。

 

なるべく毎日同じ時間帯に食べる

生活習慣や食習慣は、赤ちゃんのころに身につき始めます。毎日同じ時間帯に「食べる」「寝る」「遊ぶ」といった活動をしていることが、将来の生活習慣にも良い影響を与えますので、心がけてみてくださいね。とはいえ「今日は離乳食の時間がずれこんでしまった!」でも大丈夫ですよ。あまり、神経質になりすぎず進めてください。

 

月齢別、離乳食のおすすめ時間

5~6カ月ごろ(離乳食初期)

この時期は離乳食を始めたばかりです。最初の離乳食の回数は1回。その1回は「午前中」がおすすめです。1カ月ほど離乳食を食べたら、2回食が始まります。2回目の食事は「夕方」が良いでしょう。

 

7~8カ月ごろ(離乳食中期)

7~8カ月ごろは2回食です。5~6カ月ごろ(離乳食初期)の後半と同様、食べる時間は「午前中と夕方」がおすすめです。

 

9~11カ月ごろ(離乳食後期)

9〜11カ月ごろ(離乳食後期)には3回食になります。「午前中、昼、夕方」が食べる時間の目安になります。1食でも良いので、大人と同じ時間に食べると、家族と一緒に食べる喜びも感じられますよ。

 

1歳〜1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)

このころになると、ほとんどの食事を家族と同じ時間帯に食べられるよう進められると良いですね。家族と食べるので、食べる意欲が増しますよ! パパの帰宅が遅い場合などはなかなか一緒に夕食は難しいかもしれません。無理のない程度で大丈夫ですので、家族だんらんの時間をぜひつくってくださいね。

 

離乳食を与える時間は、赤ちゃんの体調や生活習慣を守るためにも多少のルールはあります。楽しい離乳食の時間になると良いですね


著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。

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