血液混じりのおりものが続く…ママの不安に助産師が解答!

2019/03/17 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は妊娠初期の出血に関する質問です。
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女性 下腹痛イメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は妊娠初期の出血に関する質問です。

 

Q.前駆陣痛か陣痛かわかりません

もうすぐ、妊娠6週目です。結構毎日、おりものに血液が混ざっています。鮮血ではなく、薄いピンク色、もしくは茶色です。痛みもありません。

 

先日、お医者様に診ていただいたときに相談した際は、鮮血でなければ心配ないと言われたのですが昨日、少し歩き回ったり疲れたせいか、色は同じですが(鮮血ではない)血液混じりのおりものの量が増えていました。

 

まだ、まったくつわりのようなものもないので、しっかり育ってくれているのかが心配です。今日から、仕事にも行かないといけません。また、鮮血が出るようであれば来院してくださいとは言われていたのですが、このまま来週の健診日まで様子をみてもよいのでしょうか?

 

高塚あきこ助産師からの回答

医師からアドバイスがあったように、やはりピンク色や茶色の出血は、新しい出血ではないため、それほど心配がないことが多いです。もちろん、おなかの痛みがある場合には、心配なこともありますが、茶色い出血の場合には、中に溜まっていた出血が少しずつ出ているだけということもありますよ。

 

お仕事も始められると、なかなかご自身の体調に合わせて休んだりもできないかと思いますが、今のまま、鮮血の新しい出血やおなかの痛みなどがなければ、健診の日まで様子を見ていただいてもいいかと思いますよ。

 

まだまだ寒い時期ですので、おなかを冷やさないように、腹巻きや毛糸のパンツなどを履いて、お大事になさってくださいね。


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー

※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください


妊娠初期にみられる出血の原因

妊娠初期はさまざまな原因によって出血が起こりやすい時期です。妊娠初期の出血の原因として、次のようなことが考えられます。

 

■着床出血(月経様出血)
受精卵が子宮の内膜に着床する刺激によって、着床出血という少量の出血が起こることがあります。時期としては生理予定日の約1週間前あたりに起こることが多く、まだ妊娠検査薬では妊娠の判定ができない時期です。こうした出血がみられるのは、妊娠した人の1~2%と言われており、特に問題のない出血です。

 

■切迫流産
切迫流産とは、子宮からの出血があって流産になる危険はあるものの、まだ胎嚢や胎児は無事子宮に残っている状態のことです。治療は主に安静で、経過観察となります。 胎嚢の周りに出血(絨毛膜下血腫)がおこっていることもあります。

 

■流産(進行流産)
切迫流産とは異なり、下腹痛が起こって出血が多くなり、胎嚢や胎児が子宮の外へ押し出される状態のことです。 妊娠初期の流産では、何らかの原因で胎児の成長が止まってしまい、その後ある程度時間がたつとこのように、胎嚢が子宮から押し出されてくることが多いのですが、赤ちゃんの成長が止まってしまっているのに、出血などの症状がないまま胎嚢が子宮の中に残っている状態を、稽留流産といいます。

 

■化学的流産
厳密には流産には含まれないものですが、妊娠検査薬で陽性が出たものの、エコー検査で胎嚢が確認できないまま、生理のような出血が始まってしまった状態です。受精はしたものの、しっかり着床せずに流れてしまった状態と考えられます。以前は、生理が遅れただけで妊娠とは気づかれないまま終わってしまうことも多かったのですが、市販の妊娠検査薬で妊娠の早期から検査ができるようになった現在、このような状態は比較的よくみられ、化学的流産と呼ばれています。

 

■子宮外妊娠(異所性妊娠)
子宮外妊娠とは、受精卵が子宮内膜以外の場所に着床するものです。子宮外妊娠の98%は卵管で起こります。卵管に着床した場合、受精卵の成長に細い卵管が耐えられず、卵管破裂を起こすことによって命に関わる場合があります。この場合、膣からの出血は少量のことが多いのですが、お腹の中で大出血が起こるため、突然の激烈な下腹部痛が起こってショック状態となることがあります。一刻も早い治療が必要になります。子宮外妊娠は全妊娠の1~2%の頻度で発症します。生理が遅れていたり、子宮内に胎嚢(赤ちゃんの入った袋)が確認できていない時期に下腹痛や出血がある場合には、子宮外妊娠の可能性があることを知っておきましょう。

 

■その他
子宮の入り口にできたポリープやただれ(びらん)、膣内の炎症などが原因で出血が起こることもあります。

 

妊娠初期に出血が起きたときの注意点と対処法

妊娠初期での少量の出血は比較的よくみられるもので、出血があったらといって必ずしも流産というわけではありません。ただし、妊娠初期の出血で最も注意の必要なのが、子宮外妊娠です。生理が遅れていて妊娠の可能性がある状態で、強い下腹痛を伴う出血がある場合には、子宮外妊娠や流産の危険があることを知っておきましょう。もしそのような症状があれば、時間外であっても緊急で病院を受診しましょう。

 


※参考:基礎知識(妊娠)「妊娠しても生理のような出血はある?妊娠初期の出血の原因と注意点について

【監修者:医師  福岡 正恒 先生 産婦人科 | 産科婦人科福岡医院院長】

 

ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

 


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